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奨学金全般 奨学金(もらえる/給付型) 奨学金(借りる/貸与型) 日本学生支援機構(JASSO) 大学生 貸与型 給付型 公的奨学金 奨学金 在学採用 予約採用 スケジュール 学費 返済 第一種奨学金 第二種奨学金 使い道 動画あり

【奨学金とは?】奨学金の種類や制度・使い道をご紹介

「奨学金」とは、経済的な理由や家庭の事情で進学が難しい方に向けて、学費の給付や貸与を行う制度です。多くの学生が奨学金制度を利用して、高校や専門学校・大学・大学院・海外の学校に進学しています。「奨学金は複数箇所から借りることはできない」という規定はないことが多く、併用可能な奨学金もあります。そのため、経済的に進学が厳しい場合は複数の場所から奨学金を受給することができます。学費の関係で進学を諦めてしまう前に、自分に合う奨学金を探してみましょう。

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また、奨学金について多くの解説動画を上げているサツダイ奨学金担当さんのこちらの動画も奨学金の全体像をわかりやすく解説されていますので、是非参考にしてください。

【#ゼロからわかる奨学金 ①】なぜ奨学金? 大学行きたいけど「奨学金わからん!」と思ったら最初に見る動画

目次

  1. 奨学金の種類
  2. 奨学金はどこから借りるのか
  3. いくら借りられるのか
  4. 奨学金の使い道
  5. 誰が借りることができるのか
  6. 奨学金の申し込みに必要な書類
  7. 奨学金の返済方法
  8. いつから返済するのか

奨学金の種類

奨学金の種類.png

また、日本学生支援機構の貸与型奨学金には利息がない「第一種奨学金」と、利息を付けて返す「第二種奨学金」の2種類あります。

給付型を借りる条件は、将来的に社会貢献できる人物であること、高い学習成績、成果を収めているなど、家計基準に加えて、貸与型に比べ厳しい基準となっていることが多いです。

参考URL:https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/hutankeigen/index.htm

奨学金はどこから借りるのか

奨学金の運営組織は大きく「公的奨学金」と「民間奨学金」の2種類に分けることができます。

公的奨学金:国や地方公共団体によるもの

民間奨学金:学校独自や育英団体によるもの

公的な奨学金で多くの学生が利用していると言われているのが、国の独立行政法人である日本学生支援機構が実施する奨学金です。

また、民間の奨学金の中には、学校ごとに独自に行うものと、企業や個人、民間育英団体などが行うものがあります。

いくら借りられる・もらえるのか

ここからは最もメジャーな日本学生支援機構の奨学金を主に説明していきます。

日本学生支援機構の貸与奨学金(第二種)の場合

日本学生支援機構の「第二種奨学金」は大学の場合、月額2万円~12万円(1万円刻み)まで借りることが可能です。

また、私立大学か国公立大学か、自宅通学か自宅外通学かによって金額が異なることもあります。第一種・第二種併用を希望する場合は、双方の金額を足すことになります。

※私立の医学部・歯学部の場合、最大16万円まで増額可能です。

また、私立の薬学部・獣医学部の場合、最大14万円まで増額可能です。また、返済期間は貸与総額に応じて決定されます。

奨学金の借りられる金額も奨学金の種類によって違うので、比較して検討する必要があります。

日本学生支援機構の給付奨学金の場合

日本学生支援機構の給付奨学金の場合、国の基準によって月額約1~7万円から自動的に金額が決まります。

採用された後もマイナンバーによる課税状況の調査、自宅通学か自宅外通学かによって、毎年10月に金額が切り替わります。

貸与と違って、自分で利用金額を選べない点、一度決まった金額でも在学中に切り替わることがある点にご注意ください。

なお、日本学生支援機構以外に財団や地方公共団体等の奨学金もあります。貸与・給付金額は制度によって多種多様ですので、ガクシーの検索結果や各団体ホームページ等から制度毎にご確認ください。

参考URL:https://www.jasso.go.jp/shogakukin/about/taiyo/taiyo_2shu/kingaku.html

詳しくはこちら「日本学生支援機構の奨学金の種類まとめ|別の団体の奨学金も解説! 」をご覧ください。

奨学金の使い道

奨学金の使い道は規定がないことが多く、日本学生支援機構の奨学金も使用用途に関する制約は設けられていません。

そのため原則としては、進学に必要な費用として使うように支給されますが、1人暮らしの家賃代、教材費としても奨学金を利用している人は多いようです。

しかし、いくら規定がないからといっても遊びにばかり奨学金を使用してしまうと本当に奨学金を使うべき時に使えなくなってしまうので、生活費と奨学金で利用する銀行口座を分けておいてもいいかもしれないですね。

口座を分けておくことで、学費の納入や授業料の支払いにも便利になります。

奨学金の使い道について詳しくはこちら「【奨学金は授業料以外にも使える?】奨学金の使い道を徹底解説!」をご覧ください。

誰が利用できるのか

奨学金は基本的に、学生本人が対象となります。

高等学校の生徒だけでなく、大学、大学院、海外の学校、通信制の学校の学生も含まれます。

奨学金は、入学前に申し込むイメージがありますが、在学中いつでも申し込むことが可能です。そのため例えば、留学に行く期間のみ奨学金を借りたいと利用する学生も多いです。

しかし、学生であれば誰でも簡単に好きな金額で奨学金を利用できるわけではありません。

学力基準や家計基準になどの各奨学金が定めた条件があり、それらを満たしていないと、申請をしても認められない場合もあります。

そのため、奨学金を申し込む場合は条件をしっかり確認した上で申請を行いましょう。

奨学金の申し込みに必要な書類

奨学金の申し込みに必要な書類は、奨学金によって異なるため注意が必要です。事前に調べて期間内に準備しておかなければいけません。

例として、日本学生支援機構の奨学金で必要な書類は下記になります。

  • スカラネット申込用紙
  • 確認書兼個人情報の取り扱いに関する同意書
  • 生計維持者(原則父母)及び学生本人のマイナンバー証明書類
  • 特別控除に関する証明書類(該当者のみ提出が必要)
  • 申込時に発行されるスカラネットのユーザIDとパスワード

スカラネットとは、日本学生支援機構の奨学金におけるネット申込みのサイト名です。

他にも、採用された直後に提出する書類として、連帯保証人を立てる場合は、印鑑登録証明書や保証人本人の所得証明書が必要です。

日本学生支援機構が指定する機関保証制度に申し込みをする場合は、採用後に学校から受け取る保証依頼書、保証料金の支払い依頼書を提出しましょう。

参考URL:https://www.jasso.go.jp/shogakukin/moshikomi/yoyaku/houhou.html

詳しくはこちら「【奨学金申し込み書類の書き方解説】用意するものや申請理由を書く時に役立つ7つの例文を紹介!」をご覧ください。

奨学金の返済方法

貸与型の奨学金を利用すると、将来的に返済していく必要があります。

利用する奨学金制度によって、返済方法は異なります。

今回は例として日本学生支援機構の奨学金を挙げます。

奨学金の返済方法には大きく分けて2種類あります。

1つ目が所得連動返還方式です。(※無利子の第一種奨学金を機関保証で借りる場合のみ利用可能)

  • 所得連動返還方式:所得に応じて月々の返還額が決まる返還方式

2つ目が定額返還方式です。(※第一種・第二種いずれの奨学金でも利用可能)

  • 定額返還方式:返済期間内は毎月一定額を返済する方法

その中でも2つに分けることができます。

月賦返還:割賦金を返還回数に応じて、毎月引き落とします

月賦・半年賦併用返還:借用金額を月賦分と半年賦分を二分し、それぞれの金額に応じた割賦金を月賦分は毎月、半年賦分は6か月ごと(1月と7月)に引き落とします

※割賦方法は返還誓約書で選択しています。返還誓約書で決めた割賦方法は原則変更できません。

※平成29年度以降採用の第一種奨学生で所得連動返還方式を選択した場合の割賦方法については、月賦返還のみとなります。

半年賦返還はショッピングローンなどの「ボーナス併用払い」とよく似た仕組みです。

月賦・半年賦併用返還の場合、月賦返還よりも月々の返済額を抑えることができますが、年2回の年賦返還にあたる月は上乗せして返還しなくてはなりません。

そのため、月賦・半年賦併用返還を選択する場合、将来の就職先は年2回のボーナスが安定的に支給される職場を選択する必要があります。

こういった仕組みのため、多くの学生は「定額返還方式を月賦返還で返済する」という選択になるかと 思います。もしも第一種奨学金に採用された場合は「所得連動返還方式」を検討し、将来はボーナス確実 な就職をする強い意思がある等の場合に限り「月賦・半年賦併用返還」を検討することになります。

参考URL:https://www.jasso.go.jp/shogakukin/henkan/houhou/henkan_hoshiki/shotokurendo/index.html

いつから返済するのか

奨学金の種類や条件にもよりますが、多くの奨学金の返還は、大学を卒業した翌月から返済が開始する訳ではありません。

日本学生支援機構の奨学金で月賦返還の場合は、返還開始月は貸与期間終了の翌月から数えて7ヶ月目の27日から始まります。

そのため例えば2022年3月に貸与が修了した場合、4月から数えて7ヶ月目のため2020年10月27日から毎月定額での返還となります。借りた合計金額に応じて、返済期間と毎月返す金額が自動的に決まります。万が一、返済が難しい場合は救済制度の利用も可能ですが、無理のない返済とならないために、自分の将来の収入などを加味して利用の計画を立てましょう。

詳しくはこちら「奨学金の返済の仕方を解説|返済方法にはどんな種類があるの?」をご覧ください。

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