インターンシップから内定につながることはある?その実情や内定につなげるためのポイントを解説

calendar_today 2025-11-10 update 2025-11-12
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志望業界や志望企業のインターンシップに参加する就活生の中には、内定につながるかもしれないと期待している人もいるでしょう。実際のところ、インターンは内定への近道になるのでしょうか?

インターンシップに参加することで、業界・企業研究になるだけでなく、内定につながる可能性も十分にあります。

この記事では、インターンシップを内定につなげたい就活生へ向けて、下記の内容を解説していきます。

  • インターンシップの主な種類やそれぞれの違い
  • インターンシップが内定につながることを裏付けるデータ
  • インターンシップから内定につながるインターン選びのコツ
  • インターンシップから内定を獲得するための6つのポイント

この記事を読むことで、インターンを内定につなげる具体的な方法が分かります。インターンシップが内定につながる理由や内定獲得にインターンを活かすためのポイントを理解できます。これからインターンシップに参加しようと考えている就活生は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

目次

  1. 【結論】“採用直結”は本当!成果を出せば内定につながることも
  2. インターンシップから内定につながるインターン選びのコツ
  3. インターンシップから内定を獲得するための6つのポイント
  4. まとめ
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【結論】“採用直結”は本当!成果を出せば内定につながることも

本記事の結論

  • インターンシップが採用に直結している企業は約3割も存在
  • そのようなインターンで成果を出せば内定をもらえる可能性も
  • 採用に直結しなくてもインターンが選考で有利になる場合も

結論として、インターンシップが採用に直結している企業も存在し、そのようなインターンで成果を出せば内定につながる可能性があります。インターンが採用につながるかどうかを判断するために、まずはインターンシップの主な種類やそれぞれの特徴を理解しておきましょう。

インターンシップの種類・特徴の図解

上記3つのうち、職場体験型は企業説明会の延長線上に位置づけられるもので、最も多く見られるタイプです。採用直結型はインターンを通して内定が出される可能性があり、早期選考型は直結とまでは言えないものの内定への近道となるケースがあります。

それでは、実際にどのくらいの企業が採用直結型を実施しているのか、またどのくらいの学生がインターンシップが内定につながることを期待しているのかを解説していきます。

企業の約3割が採用直結型のインターンシップを実施

株式会社リクルートが運営する就職みらい研究所が2025年3月に公表したデータによると、企業の約3割が採用直結型のインターンシップを実施していることが分かります。

インターンシップ・1day仕事体験の実施目的について、「採用に直結したものとして実施」していると回答した企業の割合は下記表の通りです。

卒年 「採用に直結したものとして実施」と回答した企業の割合
2015年卒6.3%
2016年卒5.6%
2017年卒9.3%
2018年卒8.7%
2019年卒11.7%
2020年卒15.2%
2021年卒29.6%
2022年卒30.3%
2023年卒28.5%

2015年卒ではわずか6.3%でしたが2023年卒では28.5%となり、約4.5倍にまで増加しました。インターンシップを通じて自社の認知度を高めるだけではなく、優秀な学生へ早期に内定を出したいと考える企業は増えているようです。

また、採用に直結せずとも入社意欲が高い学生を絞り込むなど、早期選考型として実施している企業は2023年卒で52.1%もあります。

これらのデータから、採用直結型や早期選考型といった形でインターンシップが内定につながるケースは少なくないと言えます。

参考:就職みらい研究所「データから見る近年の新卒採用・就職活動の変化」

約3割の学生が「採用に直結するインターン」を重視

前の見出しで紹介した就職みらい研究所の調査では、就活生に対してもアンケートが行われました。就活生がインターンシップ・1day仕事体験参加先を選ぶ際に重視した点について、「採用選考に直結するかどうか」と回答した割合は下記表の通りです。

卒年 「採用選考に直結するかどうか」を重視した学生の割合
2014年卒4.5%
2015年卒4.5%
2016年卒6.8%
2017年卒5.1%
2018年卒7.5%
2019年卒9.1%
2020年卒10.6%
2021年卒17.6%
2022年卒19.6%
2023年卒30.3%
2024年卒25.9%

約3割の学生が「採用に直結するインターン」を重視しており、10年前と比較してその割合は大きく増加していることが分かります。この背景には、実際に採用直結型や早期選考型のインターンシップが増えてきたこと、インターンと内定とを結びつけて考える就活生が増加したという意識の変化が考えられます。

参考:就職みらい研究所「データから見る近年の新卒採用・就職活動の変化」

監修者コメント
国家資格キャリアコンサルタント 山田圭佑
国家資格キャリアコンサルタント
山田 圭佑
KYお金と仕事の相談所 所長

インターンシップや企業説明会は、就職活動の“準備段階”でありながら、実質的には「第0次面接」といえるほど重要な位置づけです。企業側も参加学生を採用候補として見ており、実際に多くの企業が採用直結型のインターンシップを実施しています。学生にとっても、ここでの印象や行動が後の選考につながるケースは珍しくありません。

とはいえ、過度に緊張する必要はありません。大切なのは「本気で学ぶ姿勢」と「誠実なコミュニケーション」です。社員との会話やグループワークの中で、自分の強みを自然に活かす機会を探し、フィードバックを得る意識を持ちましょう。インターンは、企業を知る場であると同時に、あなた自身の適性や価値観を確かめる機会でもあります。

また、参加前にはできる限りの企業分析・自己分析を行うことで、得られる学びの質が格段に高まります。企業のWebサイトや採用ページで事業内容・文化・社員の声などを調べ、自分が感じた疑問や関心を持って臨むと、説明やワークの中で理解が深まります。

「なんとなく参加する」のではなく、“自分を知り、企業を知る”ための第一歩と考えることが、結果的に選考を有利に進める近道です。

インターンシップから内定につながるインターン選びのコツ

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前述の通り、採用直結型や早期選考型のインターンシップを実施する企業は増えつつありますが、必ずしもすべてのインターンが内定につながるわけではありません。

ここでは、インターンシップから内定獲得につなげるために意識したい、インターン選びのコツを解説します。

数か月~1年などの長期インターンシップに挑戦する

インターンシップの実施期間は企業によってさまざまですが、インターンを内定につなげたいのであれば、数か月から1年程度の長期インターンシップに参加するのもおすすめです。

  • 長期インターン中に内定が出ることがある
  • 本選考で優遇される可能性がある
  • 早期選考ルートに案内される場合がある

長期インターンは、まとまった期間の中で実際に従業員と同様の業務を体験するもので、企業が優秀な学生を見極め、内定を出すことがあります。また、長期インターン参加者には、一部選考免除といった本選考での優遇や、早期に内定がオファーされるルートが用意されることもあります。

長期インターンで内定を獲得するためには、積極的に実務に貢献して意欲と能力を示すことが重要です。単に指示を待つだけでなく、従業員と同じような成果を出す意識で取り組みましょう。

インターンが内定に直結しやすい業界・企業を選ぶ

インターンシップがどれだけ採用に関わるかは、それぞれの業界や企業の採用方針にも影響されます。インターンから内定を獲得したいなら、インターンが内定に直結しやすいとされる業界や企業を選ぶのがおすすめです。

インターンが内定に直結しやすいとされる業界・企業の代表例は、下記の通りです。

業界・企業の例 インターンが内定に直結しやすい理由
IT 業界全体の人材不足を背景として、早期に学生を確保したいという狙いがあるため
コンサル 採用人数が比較的少なく、ポテンシャルを見極めた学生を早期に囲い込むことで効率的に採用活動を進めたいため
外資系 ジョブ型採用の傾向が強いことを背景として、実務に近い課題を与えて学生を厳しく評価する最終選考の一部として位置づけられることが多いため
メガベンチャー・ベンチャー 大手企業ほど採用にかけられるリソースが多くないため、インターンで働きぶりを評価して優秀であればそのまま採用する方が効率的であるため

上記の業界・企業以外でも内定に直結するインターンを実施している例はありますので、インターンの実施目的や内容をよく確認して選ぶようにしましょう。

また、就活エージェントや大学のキャリアセンターに相談したり、就職情報サイトで「選考優遇」「早期選考」などのキーワードを入れて検索したりするのもおすすめです。

選考が本格化するシーズン直前のインターンに参加する

本選考の採用担当者が、インターンシップで学生と接するケースは珍しくありません。そのため、選考が本格化するシーズンの直前に採用担当者へアピールできれば、本選考で有利になる可能性があるのです。

さらに、選考の本格化を目前にして「エントリー数を確保したい」と考えた企業が、インターン参加者へ特別な選考ルートを案内することもあります。

志望度が高い企業のインターンには、選考が本格化するシーズンの直前にも参加してみてくださいましょう。

監修者コメント
国家資格キャリアコンサルタント 山田圭佑
国家資格キャリアコンサルタント
山田 圭佑
KYお金と仕事の相談所 所長

インターンシップの中には、採用活動と密接に結びついた“採用直結型”のものが存在します。企業によっては、インターン参加者の中から早期選考に案内したり、面接時に評価を考慮したりするケースもあります。そのため、参加前に「過去にインターン経由で内定者が出ているか」を確認しておくと良いでしょう。企業の採用ページや口コミ、インターン参加者の体験談などが参考になります。

特に「早期選考型」と呼ばれるタイプは、インターン中の行動や成果が選考に直結しやすい傾向があります。こうしたプログラムでは、チームワーク・課題解決力・主体性といった要素が評価対象になりやすいため、受け身ではなく積極的に発言や提案を行う姿勢が大切です。

応募段階で見分けるポイントとしては、募集要項に「選考優遇」「早期案内」などの文言があるかどうかに加え、応募プロセスが通常の説明会よりも詳細(エントリーシート提出や面接選考など)かどうかも判断材料になります。企業が運営に大きな時間や労力をかけている場合は、採用目的を兼ねている可能性が高いと考えられます。

単なる“体験”としてではなく、本選考につながる第一歩としてのインターン参加を意識することで、チャンスをより大きく広げられるはずです。

インターンシップから内定を獲得するための6つのポイント

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採用直結型や早期選考型のインターンシップに参加できたからと安心して、ただ漠然とインターンに参加するだけでは内定につなげられません。それでは、どのようなポイントに気を付けて参加すればよいのでしょうか?

ここでは、インターンを採用や内定につなげるために実践したいポイントを6つ紹介します。

基本的なビジネスマナーや挨拶をしっかりと行う

インターン参加時に限らず、就活では基本的なビジネスマナーや明るく元気な挨拶が欠かせません。なぜなら、ビジネスマナーや挨拶は「一緒に働けるか」「クライアントの前に出せるか」といった点を判断する材料となるからです。

基本中の基本ですが、これをできていないと「一緒に働きたい」と思われず、内定につながらないおそれがあります。

  • 自主的なはきはきとした明るい挨拶
  • 清潔感のある好印象な身だしなみ
  • 5~10分前行動を意識した時間厳守
  • 報連相(報告・連絡・相談)の徹底
  • 相手や場面に応じた正しい敬語の使用

上記のような基本的なマナーを抜かりなく行い、印象をアップしましょう。

就活で実践すべき挨拶の基本については、下記記事も参考にしてください。

関連記事:就活は挨拶で決まる!?面接前に抑えておきたい3つのポイントとフレーズを解説!

なぜインターンに参加するのかという目的意識を持つ

なぜそのインターンに参加するのかといった目的意識をしっかりと持ち参加することで、熱意がある学生だと評価されやすくなります。企業は内定を出した後に入社してくれる可能性が高い学生を求めているため、目的意識と熱意が高い学生は有利です。

また、目的意識が高いことにより、インターンで主体的かつ積極的な発言・行動をしやすくなります。その結果、採用担当者の印象に残って内定につながると期待できます。

  • インターン終了後に「何を達成したいか」を具体的に設定する
  • 企業・業界研究を行って「なぜこの企業・インターンなのか」を考える
  • インターンを「就職活動のステップ」として位置づける
  • インターン期間中に「何をアウトプットするか」を事前に決めておく

上記のポイントを実践し、インターンへの参加目的を持つようにしましょう。

また、インターンへの参加目的と併せて考えておきたいのは、就活において何を大切にするかという「就活の軸」です。就活の軸については、下記記事を参考にしてください。

関連記事:「就活の軸」が就活成功の鍵?!その理由とは

事前に業界・企業の情報収集を行って理解を深めておく

インターンを通して業界・企業について理解できればいいや、と事前の情報収集を行わない学生もいるでしょう。しかし、インターンを内定につなげたいのであれば、下記のような方法で事前の情報収集と業界・企業研究を行っておきましょう。

  • 就職情報サイト
  • 業界地図・業界研究本
  • 『会社四季報』
  • 新聞・ニュースサイト
  • 企業のIR情報
  • 企業の公式Webサイト
  • 採用ホームページ
  • 会社説明会・セミナー
  • OB・OG訪問

インターンで業界・企業について意見を求められた時でも、事前に理解を深めておけば自分の意見を考えやすくなります。また、意欲や熱意がある学生だと評価してもらいやすくなるはずです。

インターン中は他の学生と積極的に関わるようにする

インターンではグループワークやグループディスカッションなどで、ほかの参加者と関わる場面も多いです。そんなときに他人と協力し合える姿勢を示せば、協調性が高い人物だと評価してもらえるでしょう。

企業という組織で働くうえでは、個人だけでなくチームで協力して仕事を進めるシーンも少なくありません。入社後もほかの従業員と良好な関係を築き、業務を進められるだろうと思わせることが大切です。

自分なりに考えて主体的に発言・行動できるようにする

他人の言葉を借りるのではなく、自分なりに考えて主体的に発言・行動できる人材は多くの企業で求められます。

企業が学生に求めるのは、「入社後に自力で成果を出せる能力」です。指示を待つだけで言われたことだけをこなすのではなく、「より良くするにはどうすればいいか」を自ら考えて発言・行動できる学生であることをインターンで示しましょう。

  • 常日頃から物事を多角的に考えるようにする
  • 疑問や課題に対しての仮説や解決策を最低一つ持つ
  • 提案ベースで発言するクセを付ける

自分なりに考えて主体的に発言・行動できるようになるためには、上記のポイントを実践するのがおすすめです。

インターンの振り返りやフィードバックを選考に活かす

インターンが終わったら必ず振り返りを行い、良かったことや今後の改善点などを洗い出してください。また、企業からのフィードバックも素直に受け止めて、本選考までに改善すべき点を見直し、よい部分はさらに伸ばしてください。

これにより、インターンが採用に直結しなくても、インターンを内定獲得のための近道とすることができます。さらに、本選考でインターン経験について伝える際、エピソードに深みと具体性がプラスされるはずです。

監修者コメント
国家資格キャリアコンサルタント 山田圭佑
国家資格キャリアコンサルタント
山田 圭佑
KYお金と仕事の相談所 所長

近年は、インターンシップが“早期選考の入り口”として扱われるケースも増えていますが、本来の目的は「就業体験を通じて、自分と仕事の相性を知ること」にあります。インターンはあくまで企業を理解し、自分の働くイメージを具体化する機会です。

もちろん、事前に企業研究や業界理解を深める準備は大切です。しかし、「採用担当者に即戦力として評価されなければ」と力みすぎると、学びの機会を狭めてしまうこともあります。重要なのは、評価を意識しすぎず、実際の現場で何を感じ、何を吸収できるかに集中する姿勢です。

インターンでは、社員の方との関わりや他の学生との協働を通して、職場での価値観やコミュニケーションの取り方を体感できます。仕事の成果を出すことよりも、積極的に質問し、周囲から学ぼうとする姿勢の方が、むしろ高く評価される傾向にあります。

インターンシップは「選ばれる場」ではなく、「自分の可能性を試す場」。謙虚に学びながら、自分の強みを活かせる環境かどうかを見極める気持ちで臨むことが、結果として最も大きな成長につながります。

まとめ

採用直結型や早期選考型のインターンは内定につながりやすく、IT・コンサル・ベンチャー企業ではそのようなインターンが実施される可能性が高いです。また、選考が本格化するシーズン直前のインターンも内定につながりやすいと言えます。

そして、このようなインターンに参加できても、漠然とインターンに参加するだけでは内定につながりません。

  • なぜインターンに参加するのかという目的意識を持つ
  • 自分なりに考えて主体的に発言・行動できるようにする
  • インターンの振り返りやフィードバックを選考に活かす

上記のようなポイントを実践し、インターンをただの経験ではなく内定への近道とするようにしましょう。

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監修者プロフィール
国家資格キャリアコンサルタント 山田圭佑
国家資格キャリアコンサルタント
山田 圭佑
KYお金と仕事の相談所 所長

東京都出身。大学進学とともに沖縄県へ移住。沖縄県庁職員として18年間奉職後、コロナ禍を機に人生を見つめ直し、キャリアチェンジ。

国家資格キャリアコンサルタントとファイナンシャル・プランナー(AFP)の資格を取得後、人生の悩みの大半を占める「お金と仕事の悩み」をワンストップで解決できる場所の創設をめざし、「KYお金と仕事の相談所」を2022年に開設。

「あなたも、お金も、適材適所」を理念とし、子ども・学生・子育て世代の支援を中心に、幅広く活動を行っている。各種のセミナー・個別指導の受講者は、のべ3000名を超えた。

KYお金と仕事の相談所

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