
「インターンに行きたくない」「なんとなく気が重い」と感じている人も多いはずです。
インターンに参加していないことで、不安を覚えている新卒の就活生もいるのではないでしょうか。
昨今、企業の採用活動は厳しくなっており、大手や人気企業以外は応募者を集めることが容易ではなくなっています。こうした事情や背景を受け、インターンを実施し、自社や業界に興味がある学生を囲い込もうとする動きが一般化しています。
企業と学生の最初の接点であるインターンが、事実上のエントリーになっている背景があるなか、「インターンに行きたくない」「行かない」というのは就活を難しくする可能性も少なくありません。
この記事では、インターンに行きたくないという人に向け、参加するメリットや行きたくないときの対処法を解説します。
ガクシーTalentは、課外活動・長期インターン・給付奨学金の選考歴を独自評価し、優良企業の非公開求人や特別選考枠を提供する就活サービスです。
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詳細を見る「インターンに行きたくない」と感じるのは自然なことです。初めての環境や人間関係に不安を覚えるのは、多くの学生に共通する感情です。無理にポジティブに振る舞う必要はありません。
ただし、インターンに参加することでしか得られないこと、理解できないことがあるのも事実です。企業の雰囲気や働く人の姿勢、実際の業務の大変さや面白さは、どれだけ情報を集めても、現場で感じる実感にはかないません。数日間の参加であっても、「自分に合う・合わない」を肌で知るきっかけになります。
また、参加を通じて「社会人と話す緊張感に慣れる」「同世代の意識の高さを知る」「自分の課題を客観的に把握できる」といった副次的な発見も得られます。これは、就活本番に向けて大きな財産になります。
行く・行かないは最終的に自由ですが、「体験して初めて見える世界がある」ということだけは心に留めておきましょう。少しでも気になる企業があれば、1日だけでも参加してみる。そんな一歩が、自分の可能性を広げるきっかけになるはずです。
それではインターンを受けたことのない人は、どのくらいいるのでしょうか。
株式会社マイナビの調査では、約90%の人がインターンシップや何らかの職場体験に参加しているという結果が出ています。これは、先着順や参加希望者すべてが参加できる、カジュアルな職場体験(会社説明会)も含まれている数字です。
一方、参加のための選考が設けられているインターンに参加した人の割合は、約70%という結果も出ています。つまり3割の人は、選考のあるインターンを受けていないことになります。
理由はさまざまでしょうが、一定割合の人が「インターンには行きたくない」「まだ就活モードになれていない」と感じていることが推察されるでしょう。「自分だけが不安なのでは」と思い込む必要はありません。
参考URL:マイナビ|2025年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)
ここでインターンの種類を整理しておきましょう。期間や趣旨から、インターンは以下の3種類に分類できます。
【インターンの種類】
| 種類 | 期間 | 特徴 |
|---|---|---|
| 短期インターン(会社説明会型) | 1日 | 会社説明やオフィス見学、社員との交流が中心 手軽に参加でき仕事内容の理解や会社の雰囲気を知ることができる |
| 短期インターン(プロジェクト型) | 3日~数週間 | 参加者でチームを組み課題に臨む 他の参加者と交流するため視野が広がり、ビジネススキルも身につく |
| 長期インターン | 半年~数年 | 定期的に出社して実務を担当する 社員や経営者との交流が図られ、信頼関係を構築すれば内定に直結することもある |
また、インターンシップは実施時期によっても性質が違います。大卒の場合は、3年生の夏と冬に参加するケースが一般的です。
【夏季・冬季インターンの違い】
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 夏季インターン | 就活の準備段階で行われるため、業界・会社理解を促す内容が中心(参加のハードルは低め) |
| 冬季インターン | より本選考を意識した内容にシフトする 選考に影響するケースもある |
夏季インターンに参加して幅広く企業を見て、そのなかで興味がある企業を絞り込み冬季インターンに参加するという流れが自然でしょう。
夏季よりも冬季のほうが、より本選考に影響を及ぼす度合いが高くなる傾向があります。特に本命の企業が明確にある人は、可能であれば冬季インターンの参加も前向きに検討したいところです。
夏季インターンの詳細は、こちらの「【インターン】サマーインターンに今すぐエントリーすべき理由」でも詳しく解説していますので、ぜひ合わせてお読みください。

インターンに行きたくないと感じる理由は、人それぞれです。「怖い」「不安」「面倒」「時間がない」など、複数の要因が重なっていることも多いでしょう。なんとなく参加するのが怖い・不安だと感じていることが多いのではないでしょうか。
また、面倒くさいと感じていたり、時間の都合がつけにくいといった人もいるでしょう。それらも含め、ここではインターンに行きたくない人の理由を検証していきます。
インターンに苦手意識を持つ人の多くは、参加することで自信を失うことが怖いと感じているケースが多いようです。たとえば、以下のような怖さを感じていることがいえるでしょう。
失敗をして、恥をかいたり、他の学生と比較して落ち込んだりする姿を想像して、参加をためらっているという方も少なくないのかもしれません。
コミュニケーション力に自信がないことも、参加をためらってしまう原因です。同世代の親しい間柄では気軽に話せても、目上の人とのコミュニケーションに慣れていなかったり、人見知りでよく知らない人と話すことに億劫さを感じたりといった人も多いでしょう。
企業の担当者や、他の学生と気さくなコミュニケーションをとることに自信がなく、場の雰囲気に溶け込めない自分を想像してしまいます。孤立してしまうのが怖くて、参加をためらってしまうのです。
孤立するのが怖く1人で参加することに不安を覚え、躊躇している人もいるでしょう。就活は友達と一緒にするものではありませんが、知らない人ばかりの環境で神経を使うことに億劫さを感じてしまうのです。
気軽に参加できる1Day仕事体験などに申し込んでも、友達と一緒の日程になるとは限りません。また、同じ日程になっても別グループになることもあります。就活に慣れていない段階では、このような状況は特にキツいと感じるかもしれません。
そもそも、インターンに参加する時間が取れないという人もいるでしょう。研究やゼミの課題など学業が忙しく、まとまった時間が取れなかったり、時間が取れても日程が合わなかったりということもあります。
また、アルバイトが忙しくシフトの調整がつかない。アルバイトを削ると収入が減り、金銭的に厳しくなるといったこともあります。時間的な余裕がなくインターンの参加が難しくなる人も一定数いるようです。
インターンシップの内容は企業によりさまざまです。参加してみたが、ただの会社説明会で、ホームページを見れば分かる内容だけだった。また、意味の分からないグループワークをさせられたり、担当者の身内話に終始したりと、学ぶことがなかったと感じてしまうインターンもあります。
企業側の運営の段取りが悪ければ、時間を無駄にしたと後悔してしまうこともあるかもしれません。一度参加したインターンの印象が悪かったために、参加する意味がないと思ってしまい、他の企業のインターンに前向きになれない方もいるでしょう。
学業やサークル、アルバイトで忙しい中、インターンシップに参加するのはなかなか難しいと思います。だからこそ、貴重な時間を割いて参加したインターンをより有意義なものにしてほしいと思います。
インターンに参加した時間を少しでも有意義なものにするために以下のことを意識してみましょう。
・「受け身」ではなく「主体的」に参加する。
インターンも企業からすればスカウトする学生を探す場です。インターンで見つけた優秀な学生には企業から個別でオファーが届く場合もあります。主体的に行動ができる人は企業に魅力的に感じられやすいです。
また、事前に何を質問するか、どのようなことを知りたいかを明確にしておくことで、企業研究をより深められ、有意義な時間になるでしょう。
・「思っていたほど内容がなかった」、「つまらなかった」と思ったとしても、「企業側」のせいにしない。
期待していた程内容が濃くなかったと思ったとしても、相手の「企業側」のせいにしないことが重要です。
たしかに、期待していた程の内容がないと「参加しなければ良かった」「時間を無駄にした」と感じることがあるかもしれませんが、大切なのは「自主的に企業のことを知ろうとする姿勢」です。インターンの中で聞けなかったことやもっと知りたかったことがあれば、インターン終了後に個別で企業にメッセージを送り、反応を見てみましょう。
もしも、そこまでしたいと思うことがなければ、「この企業とは合わないのかもしれない」と考え、どのような点で合わなかったかを振り返ってみましょう。いずれの場合も、次につなげるための重要な材料になるはずです。
インターンに参加した時間が有益なものになるかどうかは「自分」次第です。やみくもに参加して時間を無駄にしないように、数社のインターンを充実させるためにインターンに参加する企業をあえて絞ることもありだと思います。インターンに参加する企業を絞ることで、学業やサークル、アルバイトとの調整もやりやすくなるでしょう。
(23卒 福祉業界内定 女性)

参加するのが面倒に感じたり、不安だったりとインターンに行きたくない気持ちはあるかもしれません。それでもインターンには、たくさんのメリットがあるので、可能なら参加することをおすすめします。
ここでは以下、インターンに参加するメリットを整理していきます。
実際に事業活動をおこなっている場に出向くため、職場の雰囲気を肌で感じられ、自分が働いているイメージが明確になります。その会社で働いている社員から、会社や仕事のこと、自社を取り巻く業界全体の話を聞けるので、企業や業界への理解が格段に進むでしょう。
インターネットでリサーチするよりも、はるかに解像度の高い情報が得られるため、エントリーシートや面接対策の精度を向上させるためのきっかけになるでしょう。
書類選考に通りやすいエントリーシート作成のコツは、こちら「【就活絶対通るESの書き方】どんなアルバイト経験をしたのかではなく、そこで何を学んだかを伝えよう!3つのポイントを解説」でも解説していますので、ぜひ合わせてお読みください。
会社の雰囲気を直接的に感じられることは、ミスマッチの予防にもつながります。早期離職の主な原因が、このミスマッチです。「実際に入社してみたら想像と違った」という違和感は、事前の企業研究不足により生じます。
その点、インターンに参加すれば、会社ホームページを見るだけでは分からない会社の雰囲気を、直接肌で感じることができます。自分に合うか合わないかを、直感で判断できることがインターン参加のメリットです。
インターン参加希望者に事前選考を行う企業もあります。その選考が億劫で、インターンに行きたくないと思うかもしれませんが、これを本選考の予行演習ととらえてみてはどうでしょうか。
実際の本選考と似たようなプロセスを経験し、場馴れしておけば本番での緊張が和らぐはずです。たとえば、インターンでグループディスカッションを経験しておけば、集団面接でも必要以上に緊張せず臨めるでしょう。
普段の学生生活で社会人と接する機会は、そう多くはないでしょう。インターン参加は、その絶好の機会となります。インターン先の企業の社員と接点を持ち、社会人とのコミュニケーションに慣れておけば、採用担当者とも緊張せずに自然に接することができます。
また、先輩社会人の身だしなみやビジネスマナーに直接触れることで、自身の言葉遣いや振る舞いを振り返るきっかけになり、面接対策にもつながっていくでしょう。
インターンを実施する企業側の意図には、優秀な人材を囲い込みたいというものがあります。その点を考慮するとインターンに参加した際に、担当者によい印象を残すメリットに気が付くでしょう。
インターンで有効なアピールができれば、「この応募者は当社で活躍する見込みがある」と判断されるかもしれません。そうなると、一般の本選考とは別枠の選考フローに呼ばれ、早期内定につながる可能性もあるのです。
「企業研究をしたい」「実際に働いている社員の話を聞きたい」などインターンに参加する理由は人それぞれです。しかし、なんとなく周りが参加しているからといった理由で参加してもインターンのメリットは得にくいです。
インターンに参加する際は、目的をはっきりさせてから参加するとインターンのメリットが得られやすくなります。
例えば、「企業研究」が目的であれば、会社の雰囲気や社員の人柄、自分の強みを活かせる具体的な場面など就活サイトでは分からないことを整理し、インターンに臨むことでより企業への理解が深まるでしょう。
もし、インターンに参加する目的が定まらなければ、「業界・企業研究ができる」「早期内定につながる」など、インターンに参加することのメリットから自分の目的にしたいものを選ぶのがおすすめです。
また、目的が定まったらインターンに参加するうえでの「目標」を決めましょう。「目標」は数字を用いて具体的に設定するのがおすすめです。
例えば、「採用担当者に1つ以上質問をする」「2人以上の社員から話を聞く」などです。数字を用いることで、具体的な目標ができ、行動しやすくなります。インターンに参加する前に、目的と目標を立て、意識的に行動していきましょう。
(23卒 福祉業界内定 女性)

ここまで見てきたとおり、昨今の就職活動において、インターン参加は重要度が高まっているのは事実です。特に人気企業や一部の業界では、参加しておいた方が本選考で有利に働く場面もあります。とはいえ、参加しないからといって必ずしも就活全体が不利になるわけではありません。自分の体力や状況も踏まえつつ、行ける範囲で一歩を踏み出してみることが大切です。
それでも、まだ「行きたくない」と思う人は、以下の対処法を試してみてください。
インターンに苦手意識を持っているのは自分だけではないと考えましょう。就活が始まった最初の段階では多くの学生が未経験であり、少なからずインターンに参加することに緊張や不安を感じているものです。
思い切って参加すれば、なんとなく雰囲気がつかめてきて、苦手意識も克服できるものです。インターンの場で他の参加者と過ごすことで、就活生の知り合いや友達ができ、お互いに不安を共有したり、情報交換ができるようになってきます。
インターン参加が不安であれば、事前準備をしっかりおこないましょう。グループディスカッションやワークで自己表現ができない、失敗するのではという不安は、インターンの内容を自分なりに調べ想定しておくことで対処できます。
参加する企業の基本情報を調べて頭に入れておくだけでも、インターン参加の心構えが違ってきます。不安や恐れを取り除くのは、入念な情報収集に基づいた準備に他なりません。
就活は基本的に1人で行うものですが、慣れない最初のうちは友達を誘うのもアリでしょう。さほど志望度の高くない企業でも、業界研究の一環として、友達と一緒に参加してみるのです。
慣れるまでは応募者が全員参加できるような、軽めの1Day仕事体験などに友達と参加してみましょう。何回か参加するうちに慣れてくれば、あとは1人で志望度の高い企業のインターンに参加していけばよいのです。
選考の要素も強いインターンもありますが、あくまでも企業や業界の理解をより深めるためのものです。インターンに行きたくない人は、準備や心構えができていないまま、選考されることに対する不安があるのかもしれません。
本来の目的である企業・業界研究のために参加すると思えば、すべてが自分の糧となることに気が付くでしょう。インターンは、納得のいく形で就活を終え、納得して働いていくために不可欠なものです。この目的を再確認すれば、後で悔やむよりも今頑張ろうという気持ちになれるのではないでしょうか。
「インターンってどんな感じなのか分からない」「知らない人ばかりの場に一人で行くことが不安で動けない」など、最初はインターンへの参加に不安を感じ、なかなか行動できない人もいると思います。
そこで、最初はインターンという場に慣れるために、目標を小さく持って場数を踏むというやり方をおすすめします。ただし、ここで注意なのは、学業やアルバイトなどを犠牲にせず無理のない範囲でインターンに参加することです。
無理してインターンに参加し続けることで、インターンに対してマイナスなイメージを持ったり、燃え尽きてしまったりするリスクがあるためです。
最初は「スーツを着て参加する」「自己紹介をする」「採用担当者の話を聞く」といった小さな目標でもOKです。小さな目標でも達成を積み重ねるごとに徐々に自信につながり、インターンへの参加のハードルも下がります。
5~10社ほど参加して慣れてきたタイミングで、志望度の高い企業のインターンに参加してみましょう。志望度の高い企業のインターンはそれまで以上に事前の準備を念入りに行うことが重要です。場数を踏むために参加したインターンと同じノリで参加しないように注意しましょう。
(23卒 福祉業界内定 女性)
インターンに行きたくない、不安だと感じるのは、多くの就活生にとって自然なことです。
しかし、昨今ではインターン参加が事実上のエントリーとなるケースも多く、参加しないことで不利になる可能性が高いことは否めません。
納得のいく就職を実現するためにも、行きたくない気持ちを少しだけ横に置いて、無理のない範囲で一歩を踏み出してみることが大切です。
せっかく参加するなら、業界理解や自己成長につながる時間にしましょう。その心構えを持って参加すれば、きっとよい気づきが得られるはずです。そのうえで、「自分にはどんな就活スタイルが合っているか」を考えていくことが、インターンとの上手な付き合い方です。

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