奨学金は浪人生でも受け取りできる?注意点についても解説!

奨学金は浪人生でも受け取りできる?注意点についても解説!

志望大学の入学を目指して、浪人という選択をすることもあるかと思います。しかし晴れて合格をしても、ご家庭の事情で学費が十分になく「奨学金を利用しようと思っていたけど浪人生の場合はどうなるんだろう?」と考える方や、「奨学金の採用が決まっていたけど、結局浪人することにしたらどうなるんだろう?」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

当記事では浪人生の奨学金事情に焦点を当てて、解説をしていきます。浪人をするとなった場合にはいくつか注意点があるため、お見逃しのないようにご覧ください。

浪人生でも受け取り可能!ただし制限はあり

まず浪人をするのなったときに一番に気になるのが、そもそも奨学金を借りられるかどうかという点かと思います。結論から書きますと、浪人生でも奨学金利用は可能です。

奨学金を申請するときは、出身の高校経由で申請をする「予約採用」と、入学先の大学にて申請をする「在学採用」があります。予約採用の奨学金の場合は、在籍していた高校に問い合わせをしましょう。

ただし注意点があり、高校経由で奨学金を申請する場合は、「卒業をしてから2年以内」という条件が決まっています。

奨学金は、融資してもらったお金の返済義務が生じない「給付型奨学金」と返済義務が生じる「貸与型奨学金」の2種類がありますが、高校経由で申請をする場合はどちらも2浪までとなっており、3浪以上になると高校経由での奨学金申請は不可能になってしまいます。東京大学や京都大学などの難関大学を志望している方であれば多浪する方も多いですが、浪人数によって奨学金が利用できるか異なってくることは覚えておきましょう。

また高校生3年生のときに奨学金の申請をしており、採用が決まっていた方の場合は取り消しになってしまいます。採用が決まっていた奨学金は現役の方向けであるため、対象から外れてしまうのです。ただし再度申し込みはできるため、もう一度新規で申請をするようにしましょう。

また、各奨学金の申し込みの可否をまとめたものが以下の表です。

奨学金種別 1浪 2浪 3浪以上
給付型-予約採用 ×
給付型-在学採用 ×
第一種-予約採用 ×
第一種-在学採用
第二種-予約採用 ×
第二種-在学採用

参考:

進学前(予約採用)の給付奨学金の申込資格

進学後(在学採用)の給付奨学金の申込資格

進学前(予約採用)の第一種奨学金の申込資格

進学後(在学採用)の第一種奨学金の申込資格

進学前(予約採用)の第二種奨学金の申込資格

進学後(在学採用)の第二種奨学金の申込資格

奨学金の種類

奨学金が無事に利用できることが分かりましたら、申請まで行いましょう。ただし奨学金とひとくちにいっても、上記のように奨学金には「給付型奨学金」と「貸与型奨学金」の2種類があります。

それぞれの特徴を抑えたうえで、申請をするようにしましょう。こちらでは給付型奨学金と貸与型奨学金について説明をしていきます。

■給付型奨学金

給付型奨学金は、返済義務が生じない奨学金のため非常にお得なものになっています。しかしその分融資をしてもらうためのハードルは高いことには気を付けておかなくてはいけません。融資には「学力基準」と「家計基準」という2種類の条件があり、どちらもクリアすることで融資をしてもらう事が可能です。

融資の額は国公立だと6千円~6万7千円程度が支給額になります。また私立では9千円~7万6千円が支給額になります。支給額には個人個人で幅があり、「自宅外通学か自宅通学か」「支給区分はどこに該当するか」などで変わってきます。

■貸与型奨学金

貸与型奨学金は返済義務が生じる奨学金のことです。貸与型奨学金には、利子が付かない「第一種奨学金」と、利子がつく「第二種奨学金」があります。有利子の第二種奨学金と比べると、無利子の第一種奨学金の方が学力基準においても家計基準においても求められるハードルが高くなります。

支給額は、月2~12万円の中から自分で選択ができます。1万円単位での選択が可能です。ただし借りすぎると後々の返済が大変になるため、必要な額だけ申請することをオススメします。

給付型奨学金と貸与型奨学金を併せて利用することも可能です。ただし貸与月額の調整が入ることもあるのは、覚えておきましょう。

浪人生が奨学金を申請するときの注意

浪人生の方も奨学金の利用をすることはもちろん可能です。しかし申請希望している方は、いくつか注意をする必要があります。こちらでは奨学金を希望する浪人生の方が間違えやすい、いくつかの注意点を記載しました。以下の注意事項を確認頂き、しっかり奨学金が受給できるように申請をしていきましょう。

■仮面浪人の場合は奨学金が受け取れない

志望大学とは別の大学へ入学をし、大学生ではあるもののもともとの志望大学へ再び入学を志す方を仮面浪人と言います。実はこのように既に別の大学に入学をし、再入学というかたちで別の大学へ入った場合は、二重受給を防ぐ意味合いで、奨学金を受け取ることができない仕組みになっています。

■身分証明書が必要

奨学金申請するときには身分証明書が必要になります。現役の学生であれば学生証が身分証明書として利用できますが、予約採用を希望している大学入学前の浪人生の方であれば、困ってしまう方もいるかもしれません。予備校にも学生証がありますが、予備校の学生証は残念ながら身分証明書の代わりにはなりません。

そのようなときは、マイナンバーカードで申請をしましょう。マイナンバーカードは身分証明書として提出をすることが可能です。

■申し込み忘れには注意

奨学金の申し込みは時期が決まっています。高校や大学に在籍をしているときは学校経由で通知がきますが、浪人生の場合は通知がこないため、申し込み忘れをしてしまうケースもしばしばあります。予めスケジュールの把握と情報収集はしておくようにしましょう。

奨学金の申し込みを忘れたら……

浪人生のときは予備校や自宅で勉強尽くめになるため、ついつい時期のことは失念

しがちになります。そのためうっかり奨学金の申し込みを忘れてしまうこともあるでしょう。そのようなときは「秋の追加募集」で申請をするか、「在学採用」で申請ができます。

■秋の追加募集

奨学金の申し込みは基本的に春に行っていますが、秋に追加募集をすることもあります。一度確認をしてみましょう。

ただし秋の募集枠は少ないため、採用の倍率は高まります。また貸与型奨学金には、無利子となる「第一種奨学金」と有利子の「第二種奨学金」がありますが、第一種奨学金の申し込みは春のみに限定されています。第一種奨学金を希望している方は秋では申請できないため注意しましょう。

■在学採用

奨学金は、大学入学前に申請をする予約採用だけではなく、大学へ入学をしてから申請をする在学採用という申請方法もあります。そのため大学へ入学をしてしまってから奨学金の申請をするのも一つの手でしょう。

入学後の4月頃に、大学で奨学金説明会が開かれます。学校からお知らせがあるので、見逃さないように注意をしてください。

また在学採用となると、予約採用のときとは利用条件が少し異なってきます。給付型奨学金に関しても貸与型奨学金に関しても、学力基準で申請条件を満たしているかが確認されます。

予約採用のときは高校の学力が基準になりますが、在学採用は入試の成績や大学の学力(GPA)が評価対象となることを覚えておきましょう。

まとめ

奨学金は浪人をしても申請をすることが可能です。ただし高校経由で申請ができるのは2浪までとなっています。

また既に予約採用で奨学金の採用が決まっていたものの、浪人をすることを決めた場合は、残念ながら資格がなくなってしまいます。しかし再度申請は可能になるので、もう一度申請をするようにしましょう。

ただし浪人生が注意するべきなのは、浪人の数だけではありません。浪人生の中には一度別の大学に入る仮面浪人をする方もいらっしゃいますが、再入学をする方だと奨学金は申請ができないのです。また浪人生の方が予約採用を申請するときにはマイナンバーカードが必要になったり、奨学金申し込み時期を見逃さないように情報収集が必要だったりします。

奨学金を申請するときには、奨学金の種類や特徴を理解したうえで申請をしましょう。奨学金には給付型奨学金と貸与型奨学金の2種類があります。どちらも学力基準と家計基準があり、給付型が一番融資のハードルが高く、無利子の貸与型が一番ハードルが低くなります。

給付額や貸与額を考慮しながら、返済のことも見据えたうえで、浪人の注意点を踏まながらぜひ第一志望の大学に入学し、奨学金を利用して頂ければ幸いです。

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