志望動機が思いつかない原因とは?NGな志望動機と対処法を解説

calendar_today 2025-11-13 update 2025-12-08
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就活がはじまり、新卒の就活生の多くがまず悩むのは、エントリーシートや履歴書に書く志望動機ではないでしょうか。

「そもそも、志望動機が思いつかない」

「どんな書き方をすればよいのかわからない」

「書いてはみたけど、これで本当によいのだろうか」

手探りで書き始めても良い志望動機が浮かばず、悩んだ結果、就活そのものが億劫になることもあるでしょう。

そのときは、まず、企業が志望動機から何を読み取りたいのか、それを知ることからはじめてみましょう。そのうえで、なぜ志望動機が思いつかないのか理由を考えてみてください。

この記事では、企業が志望動機を重視する理由に加え、思いつかないときの対処法や、具体的なフレームワークについて解説します。

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【結論】思いつかないときは“企業研究+自己理解”がカギ

結論から言うと、志望動機が思いつかない人は「自己分析」と「企業研究」が不足している可能性が高いです。

自己分析が十分ではない人は、まず以下のことを考えてみてください。

  • 自分は何に興味があるか
  • 自分はどんなときにワクワクするか
  • 自分ができること・得意なことは何か

これらが明確になれば、自分の強みを見出しやすくなり、志望動機や自己PRを作るための軸が見えてきます。

そして、企業研究です。興味がある企業を徹底的に研究し、自身の強みがどのように活かせるか考えてみましょう。

企業が選考で知りたいのは、「この人を採用すればどのように活躍してくれるのか」という点です。そのため、「自分の強みをどう活かし、会社に貢献できるか」という視点を中心に据えれば、的外れにならない志望動機を書けるようになります。

なぜ企業は志望動機を確認するのか

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企業は、志望動機を確認することで多くの応募者の中から自社にマッチする人材を絞り込みたいと考えています。その意図を考えると、志望動機を確認する理由は、以下の2つに絞り込むことができます。

  • 自社と応募者の相性を確認するため
  • 応募者の本気度や志望度を測るため

それぞれ見ていきましょう。

自社と応募者の相性を確認するため

企業は、応募者が自社のどの点に魅力を感じているのかを把握するために、志望動機を確認します。つまり、応募者の価値観を確認するのが目的です。

志望動機から、応募者が働くうえで大切にしていることや、これまでの人生で培った物事への考え方など、「人となり」を推察していきます。応募者の思考や価値観が、求める人物像とマッチしているか、すなわち「自社との相性」を見極めたいのです。

応募者の本気度や志望度を測るため

もう一つ、企業は志望動機から、応募者の自社に対する本気度を知りたいと考えています。志望動機を見れば、その応募者が自社についてどのくらい調べてきたかが推察できるものです。企業研究が不十分だと、書ける内容も薄く、一般論になってしまい、熱意が伝わりづらくなってしまいます。

反対に、熱心な企業研究のうえで書かれた志望動機からは、より具体的な内容に言及することができたり、自分なりの入社意欲を見つけやすくなることから、より本気度の高さや熱意を感じやすくなるでしょう。そうした志望動機からは「競合他社ではなく自社でなければならない理由」が、ひしひしと伝わってくるものです。

志望動機が思いつかない理由

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志望動機が思いつかないのには、きっと理由があるはずです。主に以下の4つが考えられます。

  • 自己分析が不十分
  • 企業研究が足りていない
  • そもそもの志望度が高くない
  • 志望動機の書き方が理解できていない

自分に当てはまるものがないか、検証してみましょう。志望動機が思いつかない理由がわかれば、対処法も見つかるはずです。

自己分析が不十分

自己分析が十分にできていなければ、自分がやりたいことやできることが、はっきりわかりません。すなわち、その企業でやりたいこと、貢献できることが明確にならないため、志望動機が思いつかないということになりかねません。

就活の軸(就職で実現したいことや譲れない条件)が定まっていないことも原因です。就活の軸がはっきりしていれば、「自分のやりたいことが実現できそうか」という点が志望動機につながるはずです。また、やりたいことがはっきりしていても、そのきっかけとなった出来事(原体験)が整理できていないと、うまく志望動機に結びつかないこともあります。

企業研究が足りていない

応募しようとする企業に対するリサーチ不足も、志望動機が思いつかない原因です。そもそも、企業の情報が乏しいため、「その会社がよいと思う理由」が明確ではなく、志望動機が曖昧になってしまうのです。

企業研究が不十分で情報量が少なければ、どうしても表面的で内容の薄い志望動機になってしまう可能性が高いでしょう。自分がやりたいことと、企業が求めることにズレが生じ、企業の視点から外れたちぐはぐな志望動機になってしまいます。

そもそもの志望度が高くない

就活では、ひとまず内定を獲得するために、数多くの企業を受けることもあります。そのなかに志望度が低い企業が含まれることもあるでしょう。そのような企業に対しては、そもそもの志望度が低いため、志望動機に熱意を込めることは難しくなります。

また、志望度の高い企業で結果が出ず、不本意ながらも狙う業界や職種の幅を広げざるを得ないこともあります。その場合も、曖昧で希薄な志望動機になりがちです。そのようなときは、興味が持てるポイントを意識的に探さなくてはなりません。

志望動機の書き方が理解できていない

企業研究や自己分析のやり方がわからなかったり、志望動機を作る際のセオリーが理解できていなかったりすることも原因です。どのような要素を、どのような順番で盛り込めばよいのか、わからないから「志望動機が書けない...」となってしまいます。

ノウハウや参考情報に頼りすぎるのはよくありませんが、こうした人は就活ガイドのサイトや動画をまずは見てみることをおすすめします。情報収集の方法や着眼点、自己分析のコツ、自身の考えを文章にしてまとめるコツなど、ひととおり整理してから再度チャレンジしてみましょう。

就活生の声

就職活動は自分と企業のマッチング活動です。自分と企業の共通点を見つけるうえで、自分の叶えたいことを把握するための「自己分析」と、企業のニーズを把握するための「企業研究」は欠かせません。

自分の信念や価値観と企業の考え方や理念との共通点や、将来目指していきたいところが一致すれば、あとは言語化してアピールしましょう。また、自分が入社後に企業で具体的にどのように活躍できるかのイメージを盛り込むと、さらに企業にとって魅力的な人材に見えるでしょう。

私も最初のころは、「志望動機が思いつかない」状態が続いていました。振り返ると、その原因は“自己分析の浅さ”と“企業研究の不足”でした。なんとなく良さそうな企業を選んで応募しても、自分の価値観とのつながりが弱く、文章に説得力が出なかったんです。

志望動機が思いつかないときは、志望度の低さではなく、自分と企業の重なりを見つけ切れていないだけのことも多いです。焦らず、「なぜ働きたいのか」「どんな環境なら力を発揮できそうか」を丁寧に言葉にしていくことが、突破口になると思います。

(23卒 福祉業界内定 女性)

思いつかないときに陥りがちNGな志望動機

志望動機が思いつかないながらも、苦労して書き上げたとします。しかし、以下のようなNGケースに当てはまっていないか、必ずチェックしてみてください。

【志望動機が思いつかないときに陥りがちなNGケース】

  • 具体性がなく内容が薄い
  • 他社でも通用する内容になっている
  • 貢献意欲が伝わらない
  • 条件面だけが動機になっている

企業研究が足りなければ具体性に欠け、内容が薄く表面的になりがちです。本気度や熱意とは、ほど遠い志望動機になるでしょう。同業他社に提出しても通用しそうな内容で、「これならうちの会社でなくてもいいよね」と思われてしまいます。

また、自分の強みで貢献できることが盛り込めていなくて、「仕事を通じて英語力を伸ばしていきたい」などと、自己成長だけが動機になったりもします。加えて、条件面だけを志望動機にするのはNGです。「他により好条件の会社があればそちらへ行くだろう」と判断され、採用を見送られる可能性が高いからです。

例えば「御社は給料が高く、福利厚生が充実しているため志望しました」といった内容は、どの企業にも当てはまるうえに、「条件さえ良ければ他社でもいいのでは?」と受け取られてしまいます。

志望動機を作成するときに役立つ組み立て方

志望動機を作成するときに役立つ組み立て方 (1).png

志望動機がどうしても思いつかないときは、フォーマットやテンプレートを参考に構成してみるのも一つの方法です。

  1. その企業がよいと思った理由
  2. その会社で活かせる自分の強み
  3. 入社後どのように貢献できるか

上記の順番で各項目に当てはまる要素を深掘りしていけば、自然と書く内容がまとまってくるでしょう。読みやすい志望動機にするためには、構成を意識することが大切です。

実際に書く際は以下のフレームワークを活用するとまとめやすいでしょう。

【一般的なフレームワーク】

step.1 志望動機(結論) 結論を冒頭に「~です」と言い切る
step.2 志望動機に至る原体験 その仕事・業界を目指したいと思ったきっかけを、具体的なエピソードで書く
step.3 原体験から得たこと・考えたこと 原体験を経てどのような思いや思考が生まれたか、志望動機の根拠になる
step.4 自分がやりたいこと・活かせる強み 自分が出せる強み、どのように貢献できるかの視点で
step.5 この会社でなくてはならない理由 同業他社との比較、同業にはない魅力やその会社でこそ自分の強みが活かせる理由など
step.6 志望動機(結論の念押し) 最後にもう一度結論を述べて締めくくる
就活生の声

志望動機を書くとき、最初は「何から書き始めたらいいのか」が全く分からず、文章が途中で止まってしまうことが多かったです。私は福祉業界を志望していたのですが、「人の役に立ちたい」だけではどの企業にも当てはまってしまい、説得力がありませんでした。

そんなとき、キャリアセンターの方に教えてもらったのが「結論→理由→エピソード→強み→企業とのつながり」という構成でした。これを意識して書き始めてから、文章が一気にまとまりやすくなりました。たとえば、最初に“なぜ福祉の仕事をしたいのか”という結論を一文で書くと、読み手が理解しやすくなります。そこに、大学時代に参加した介護施設でのボランティア経験などの原体験を具体的に加えることで、内容に厚みが出ました。

また、「この会社でなければならない理由」を書くときは、法人の理念や取り組みを調べて、自分の価値観と一致している点を一言でまとめるようにしていました。私は“利用者さんの意思を尊重する支援方針”に共感したので、そこを中心に据えて書いたところ、自然に全体がつながった志望動機になりました。

志望動機は、最初から完璧に書けなくても大丈夫です。まずは構成の型を使って、結論と根拠を対応させるように整理すること。そうすることで、伝えたいことが明確になり、自信を持って面接でも話せるようになりました。

(23卒 福祉業界内定 女性)

志望動機が思いつかないときの対処法

最後に、志望動機が思いつかないときに試してほしい対処法を紹介します。少し時間がかかり、回り道に思えるかもしれませんが、以下の対処法をやってみると頭の中が整理され、志望動機がスムーズにまとまるでしょう。

  • 就職の軸を明確にする
  • 一歩踏み込んだ企業研究をおこなう
  • 同業他社と比較してみる
  • 第三者に相談してみる
  • 面倒くさがらずに、一度試してみることをおすすめします。

就職の軸を明確にする

  • この就活で実現したいこと
  • 絶対に譲れないこと

いわゆる「就活の軸(就職先を選ぶときの基準)」を明確にすれば、目的意識がはっきりするため、曖昧な企業選びをしなくなります。そうなると、就活の軸をベースに考えた自分の目指したい姿や、近い将来に実現したいことを、志望動機の根幹に据えて考えられるようになります。

就活の軸に沿って考えることで、その企業でやりたいことや活かしたい強み、貢献を通じた自己成長などが明確にイメージできるでしょう。そのイメージが、「御社なら実現できる」と、自分の言葉で力強く語れるようになるのです。

就活の軸の重要性や見つけ方は「就活の軸」が就活成功の鍵?!その理由とは」でも解説していますので、ぜひ合わせてお読みください。

一歩踏み込んだ企業研究をおこなう

企業研究はインターネットだけに頼らず、もう一歩踏み込んでおこなうことをおすすめします。会社ホームページや就活情報サイトに記載されている内容は、他の就活生も参考にしているものです。その内容だけを頼りに志望動機をまとめると、どれも似たり寄ったりで印象に残りにくくなります。

OB・OG訪問やインターン参加など、一歩踏み込んだ企業研究・情報収集ができないか、一度検討してみてください。その会社で働く従業員と接点を持つことで、表面的な情報だけではわからない魅力を発見できるかもしれません。何より、自分の肌で感じたことは、志望動機に説得力を持たせるでしょう。

インターンの概要や重要性については「【インターン】サマーインターンに今すぐエントリーすべき理由」で解説していますので、こちらの記事もお読みください。

同業他社と比較してみる

業界研究が進み、ある程度志望する業界が絞り込めてきたら、興味が持てそうな企業をいくつかピックアップし比較してみてください。それぞれの企業に特徴があり、独自の魅力があることがわかってくるはずです。

それを自分の就活の軸と照らし合わせ、自分の感覚にフィットする企業を選び、なぜ自分に合いそうだと思うのかを深く考えてみましょう。突き詰めて考えることで、同業他社ではなく「この会社がよい」と思う理由を言語化できるようになります。自信を持って「他社ではなく御社を志望します」と言い切れる揺るぎない根拠になるでしょう。

第三者に相談してみる

それでもどうしても志望動機がまとまらない場合は、第三者の視点を頼ることをおすすめします。すでに社会人になっている先輩や、学校のキャリアセンター、就職エージェントなど、客観的な視点を持つ人と話すことで頭の中が整理されます。

自分ひとりの頭で考えていると、どうしても思考が偏りがちです。第三者に相談することで自分にない視点に気が付かせてもらえることもあります。まとまらない考えを、一度口に出してみることで、意外に容易に言語化できることがあります。

就活生の声

いくつかの企業を比較する際、いくつかの項目を定めて具体的な点数をつけて比較してみることをおすすめします。

項目の例として、以下があげられます。(各10点満点)

  • 給料
  • 年間休日
  • 将来性
  • キャリアアップ
  • 研修の充実度

など

さらに、「インターンに参加して社員の雰囲気が良かった」など、この点はこの会社ならではと思った点があればボーナスで何点か加点してあげても良いかもしれません。

検証結果をもとに、社会人の先輩や就職エージェントなどの第三者に相談することで、特に点数の高い企業の志望動機を中心に一緒に考えてもらいやすくなるでしょう。

(23卒 福祉業界内定 女性)

まとめ

志望動機が思いつかない原因は、「自己理解」と「企業理解」の不足にあります。志望動機は、企業が応募者の志望度や本気度を測るバロメーターであり、自社との相性を見極める重要な判断材料です。そこがわかれば、企業が求める人物像を理解し自分の強みや価値観との共通点を見出すことの大切さに気がつくでしょう。

「その会社でなければならない理由」を、自分の言葉で具体的かつ熱意をもって伝えることが、採用担当者の印象に残るポイントです。自己分析と企業研究をもう一度しっかりおこない、フレームワークの活用や第三者の意見を参考にしましょう。そうすれば、書き方のコツがつかめるはずです。きっと、採用担当者の目に留まる素敵な志望動機が仕上がるはずです。まずは一度ペンを持って、今日できる一社分の志望動機から書き始めてみてください。

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