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【就活を控えた大学生必見!】留学でスムーズに進める就職活動

今は大学生の中でもスタンダードになりつつある海外留学ですが、就活においてもメリットはたくさんあります。新しい環境に飛び込む必要がある留学だからこそ、多くの企業が留学経験者を積極的に採用したいと思っているのも事実です。今回は、留学が就活にどのようなメリットをもたらすのか、またそのメリットを最大化するにはどのように取り組むのがよいのかを紹介していきます。注意するべき大きな落とし穴も紹介しますので、これから就活を行う方、留学したいと思っている方はぜひ最後までご覧ください。

目次

  1. そもそも”留学”とは?
  2. 留学で得られる就活へのメリット
  3. 海外留学経験者の就職ルートは?
  4. 就活での留学経験の活かし方
  5. 留学期間中にしておくべきこと
  6. 留学での大きな落とし穴
  7. まとめ

そもそも”留学”とは?

留学と一口に言っても、学ぶ内容や留学期間はさまざまです。一人ひとりに合ったものを見つけていくことがとても大切になります。

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短期留学

短期留学とは、一般的に1週間~3か月程度のものを指します。学校の長期休暇を利用して短い期間でも海外留学を体験できるのが大きな特徴となっています。1週間程度であれば5万円~10万円で抑えられる語学学校もあるため、気軽に参加できることもメリットでしょう。

しかしながら、英語力の向上や深い異文化交流は望めず、たんなる文化体験になってしまうことも多いです。そのため、留学期間が短ければ短いほど、しっかりと目的意識を持ってのぞむことが大切です。

中期留学

中期留学とは、主に3か月~1年未満のものを指します。これには学校経由の交換留学や語学留学などもふくまれます。多くの大学ではこの期間内でさまざまなプログラムを用意していますが、就活市場では中期留学とまとめて分類されることがほとんどです。

中期留学であれば住まいをしっかりと移したうえで勉強に集中できるため、語学力の向上やその他異文化交流も十分に時間をさけることになります。

長期留学

長期留学とは、入学した日本の大学を正式な拠点としたうえで、1年~3年海外の大学に籍を置いた場合のものを指します。

長期のプログラムであれば、国によってはビザの規定上一定期間の就労が許可されているので、実際に滞在国で働くことでリアルな英語を習得し、現地の人とコミュニケーションを深めることも可能です。

留学で得られる就活へのメリット

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就活に役立つ留学のメリットは、語学力、チャレンジ精神、異文化理解であったりと非常にさまざまです。お金を払えば行けると言われている留学ですが、実際に行動に移せる学生はひとにぎりであり、まだまだ特別な体験といえるでしょう。

2018年のトビタテ!留学JAPANで行われた「就職活動と留学に関する意識調査」では、企業採用担当の63.6%「留学経験者を積極採用したい」と回答しています。日本企業のグローバル化への意識は年々向上している一方、留学経験のある大学生は日本全体でたったの3%と非常に少なく、留学経験者の超売り手市場とも叫ばれています。

しかしながら、外資系企業や国内の一流企業などレベルの高い生徒の応募が集まる企業においては、留学経験の有無だけではプラスに働かないことがほとんどです。不利になるということはありませんが、すべての留学経験者がコミュニケーション能力にたけていると考えている面接官はほぼいないというのが現実です。

この現状からも、留学の中で何を成し遂げて成長できるのかといった個人の力が強く問われているということがわかりますね。

2018年6月配信 就職活動と留学に関する意識調査リリース(PDF)

海外留学経験者の就職ルートは?

では、実際に留学を経験した学生はどのように就活を行っているのでしょうか。大きく2つのルートがありますので、詳しく紹介していきます。

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1.日本に帰国後、就活を行う

留学生のほとんどがこちらのパターンを選択しています。ビザや国籍の関係、卒業時期のズレなども考えて、のちに海外進出を狙っている場合でも新卒のキャリアは日本で迎える方が多いです。

この場合は、留学の期間を設定する場合に国内の就活解禁の時期とバッティングしないかどうかあらかじめチェックする必要があります。3年生の夏にインターンシップを開催する企業も多いので、希望の業界は早めにチェックして、必要であればオンライン面談を申し込むなどの対策が必要になってくるでしょう。

2.現地で就活を行う

就労ビザを取得できた場合は、現地の大学生と同じように海外で就活を行うことを選ぶ人もいます。ただし、就労ビザにも期限があるものが存在するので、取り直し・応募しなおしなど障壁が多いのも事実になります。

就活での留学経験の活かし方

先に述べたように、留学に行ってきたという事実のみで戦うのは現実的ではありません。では、どのように面接官にアピールすることで良い印象を与えることができるのでしょうか。3つのポイントを詳しく紹介していきます。

1.どういった目的・ゴールをもって留学にのぞんだのか

見てくれている方の中には、選択した大学のコースで強制的に留学がプログラムに含まれている方や、周りの友人が申し込む流れでなんとなく参加を決めた方も実際にいらっしゃるかと思います。しかしながら、受け身の姿勢はもちろんあまり心象がよくありません。

留学の理由を語る際は、目的やゴールを定量・定性の双方から話すことができるとよいでしょう。たとえば、「文化の異なる人々との交流から多様な価値観を養いたかった。そのため、半年間の在学中には現地の友人を20人作ることをゴールに設定しました。」「語学・文化の壁を越えた挑戦ができるようになりたかった。TOEICは現地で通用する900点以上を目指し、外部コミュニティにも積極的に参加することを目標としました。」などのように、自ら進んで行動する姿勢を見せることが採用担当者が良い印象を抱いてくれることにもつながります。

2.留学経験で成長したことを明確にする

自分が学んだこと、成長したことを言語化していく作業はとても重要です。なんとなく自信がついたり、物事を見る角度が変化したりなど感じることは簡単ですが、どんな要因が・いつどのように働いて・どのように成長することができたのか、ここをしっかりと説明することができればほかの就活性と差別化を図れることでしょう。

また、語学力の成長度合いよりも、留学生活を通した交流や人としての成長・取り組みのほうが大切です。留学したからこそ得られた「ならではの経験」に着目して面接にのぞむことが重要になってくるでしょう。

自身の成長を語る際には、5W1Hを意識しながら話します。たとえば、「他の学生と語学力向上のためにワークショップを開催しました。参加意欲や目標設定について文化や考え方の違いで意見がずれることもありましたが、がむしゃらにのぞむのではなく意義や目的を明確にし、何気ないコミュニケーションを深めることでお互い歩み寄ることができ、結果として全員の成績向上にもつながりました。」などのように具体的に話すことが大切です。

3.得られたこととそれをその企業でどのように活かすのか

得られたスキルと企業が欲しいと思っているスキルにズレがあってはせっかくの長所も台無しです。企業研究や自己分析を通してどのようにアピールするのがその企業・職種にふさわしいのか見極めましょう。

一般的に、企業が留学経験者に求めるスキルは以下の通りです。

・高いコミュニケーション能力

 自分から話しかけに行くコミュニケーションはもちろん、聞く力や理解する力、理解できなくても多様性を認める力などが求められています。

・チャレンジ精神・行動力

 新しい環境に飛び込む力は仕事においても重要です。わからなくてもやってみる、人に聞いて自分で進めることができる、古い習慣にとらわれずに新しい物事に取り組むなど、革新を求められている日本の企業は若い世代にも同じことを求めています。

・語学力

 日本の企業で社内公用語が英語という企業はあまり多くはありませんが、グローバル化を目指す企業が多いのも事実です。そんな企業の風潮をけん引していけるような学生を求めています。

・グローバルな価値観

 日本人以外とのコミュニケーションにおいてはもちろんですが、そうでなくともさまざまなステークホルダーと仕事をしていく力として多様性の理解は強く求められています。どんな環境にも柔軟に対応できる人材というのは外にも出しやすく仕事を任せようという一要素にもなりえるでしょう。

留学期間中にしておくべきこと

あっという間にすぎる留学期間の中で学生が経験するべきことは無限にあると言っていいでしょう。一つの経験からさまざまなことを学べる可能性もありますが、より多くの人たちと多様な経験をすることで就活に良い影響を与えるような学びが生まれることは確かです。

では、実際何を意識することが重要になるのでしょうか。詳しく紹介していきますので、留学といってもどんな生活を送るのがよいのかイメージが湧いていないかたは参考にしてみてください。

【準備】

1.目的を明確にする

先述した通りですが、就活のときに後づけの理由を探すよりも前もってしっかりと考えることが重要です。留学中に心が折れそうになったり落ち込んでしまったりしたときにこの目標をしっかりと持っていれば気を引き締めて頑張りつづけられるきっかけにもなります。

2.出発前にTOEICなど資格試験を受験する

成長の度合いを定量的に明らかにできる語学試験は、自分を鼓舞するためにも重要です。帰国後にも受験することで、どれくらい成長したのかを実感できるとともに、企業へ結果をアピールすることもできるからです。点数よりもコミュニケーション能力としての語学が重要なのはもちろんですが、ほとんどの企業で実施される書類審査では、資格としての語学も判断基準として使用されることがあります。

【滞在中】

1.ならではの経験をする

学校の授業に出てクラスの友人と食事を共にするだけでも十分良い経験になりますが、何かプラスアルファの挑戦ができると強みになります。例えば自身が日本で専攻している分野の海外での視点を学ぶために現地店舗を訪れてみたり資料を探して勉強したり、海外ではメジャーなmeet upというコミュニティアプリを利用してイベントに参加したりなど、スポットでの活動もおすすめです。

また、日々の出来事を日記として書き留めて振り返りに活用したり、ホームステイであればホストファミリーの家族行事に積極的に参加するなど、人とのかかわりも大切にするとよいでしょう。

日本では挑戦できないことに取り組むことで、異文化理解はもちろん、行動力・適応力・判断力などといった社会に出てから評価される力も身に着けることができるので強いアピールポイントになります。

留学での大きな落とし穴

ここまでは就活には留学が有利に働くことを前提としてお話してきましたが、残念ながら留学が不利に働いてしまうケースもあります。就活で失敗しないためにも押さえておきたいポイントを紹介していきます。

1.そもそも就活の期間とバッティングしている

就活を控えた大学生ならば解禁の時期などはもちろん把握されているかと思います。しかしながら外資系企業は2年生の冬からインターンシップを開催し、日系企業でも3年生の夏には長期のインターンシップを開催しています。そのため自分はどのような業界に進みたいのか、気になる企業はどのような採用スケジュールを敷いているのかなどチェックすることが大切です。

必要な場合はオンライン面談を申し込んだり現地から動画審査に応募したりなどの対応を行いましょう。

2.ベースとなる期待値が高い

留学経験者、と聞くと一般的には「日常会話レベルの英会話ができる」というイメージを持たれ、いきなり英語の質問を投げかけてくるなどしゃべれて当たり前と思われてしまうこともあります。そのうえ、学生の認識している日常会話が「天気や朝のあいさつ」である一方、企業の認識している日常会話は「政治・経済・文学・宗教などのトピックについてディスカッションができる」であることがよくあります。ここで認識のずれが生じてしまうと残念な心象を抱かれてしまうといったことになりかねません。

3.自己PR方法に問題がある

留学経験で得たものを質問されているときに語学力向上を数字のみでアピールしてしまったり、たださまざまな価値観を養ったと漠然と説明してしまうのはあまりよくありません。採用担当者は過程を重視し結果として同人として成長できたかで判断したいと思っている場合が多いので、面接官の意志をくみ取ることや留学先でそのような体験ができることが重要になってくるでしょう。

まとめ

留学で得られることは無限にあるといっても過言ではないでしょう。しかしながらそのような貴重な経験は受け身ではつかむことが難しいため、留学をすることをゴールとしてしまうのではなくその先を見据えることを大切にしてください。

就活において目的やその過程を具体的に伝えることは留学経験にかかわらず最重要項目です。留学というブランドに油断することなくあなたの本気を伝える意識を持って臨み、満足の行く結果をつかみましょう。

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