将来のキャリアアップのため、手に職をつけるため、資格取得を目指す学生は多いでしょう。
しかし、「資格試験って料金高いな…」「参考書とか講座とか利用すると予算オーバーだな…」と感じて、資格取得をあきらめてしまう人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、資格取得の目的で利用できる給付金・奨学金を7つ紹介します。
これらを最大限利用し、コスパよく資格取得を目指しましょう!
おすすめの給付金紹介
1.司法試験予備試験 受験支援奨学金
2.資格取得応援奨学金
3.社会人一年生スタート応援助成
4.就職活動応援助成・手に職つけよう応援助成
5.介護福祉士養成のための奨学金給付制度
6.交野市 資格取得・就労支援金
7.教育訓練給付金制度
まとめ
これは司法試験予備試験合格のためのコンテンツ・サポートを提供している「資格スクエア」が実施するもので、司法試験予備試験にチャレンジするために資格スクエアを利用した学生に対する奨学金です。
資格スクエアの無料相談を受けていただきその後「合格フルパッケージ」を2月中に決済いただいた方の中から抽選でおひとりに10万円が給付いただけます。
司法試験合格を目指している学生、または司法試験に挑戦しようか迷っている学生にはとてもおすすめの奨学金です。
これは株式会社パセリが実施しているもので、「就活を有利に進めたい」「やりたいことを見つけたい」という目的で資格取得を目指そうとしている学生を応援するための奨学金です。
資格情報サイト「BrushUP学び」から気になった講座の資料を請求し、講座を受講・口コミを投稿すれば、抽選で毎月5人が選ばれ、10万円がキャッシュバックされます。
この奨学金は、種類を問わず資格試験に挑戦したい学生すべてを対象としています。
「資格取ってみたいな」と少しでも考えている方は、ぜひこの機会に応募してみてください。
これは「社会福祉法人 全国社会福祉協議会」が実施する、普通自動車運転免許または就職時に有用な資格の取得に対する助成金です。児童一人に対し18万円が支給されます。
しかし、児童養護施設・母子生活支援施設・自立援助ホームに入所している、または過去に入所していたことが条件として挙げられています。
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これらの助成金制度は「赤い羽根福祉基金 盛和塾」が実施するものです。
「就職活動応援助成」は、就職活動にかかる費用・就職に必要な資格の取得にかかる費用に対する助成金です。
「手に職つけよう応援助成」は、国家資格などの取得にかかる費用の助成金です。一人に対して10万円が支給されます。
こちらの助成金の対象者も、高校卒業時に児童養護施設に在籍し就職活動する時点で施設を退所している者という条件が設けられています。
3・4のように、児童養護施設や自立援助ホーム出身者には、資格取得・就職活動の支援目的の助成金がたくさん存在します。
全国規模のものから特定の地域を対象としたものまであるので、ぜひ調べてみてください。
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これは「公益財団法人SOMPO福祉財団」が実施するもので、介護福祉士の資格取得のための学費の奨学金です。
月に2万円、2年間にわたって支給されます。
対象者は、福祉系の高校に在学し介護福祉士を目指して勉強中の高校2年生です。
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これは大阪府交野市が実施するもので、保育士資格・幼稚園教諭免許の取得のための費用の助成金です。
月に2万円、支援金の交付決定から在学する学校等における通常の就業期間が終了するまで支給されます。
対象者は、保育士資格・幼稚園教諭免許を両方とも取得する予定で、現在指定保育士養成施設で養成課程について学んでいる人です。
さらに、卒業後に交野市の私立の保育所などで2年間働く意欲があるかどうかも条件として設けられています。
今回紹介した大阪府交野市のように、資格取得を目指す学生に対し支援金を用意している自治体は多くあります。
また5・6のように、「介護福祉士」「保育士」などの国家資格取得を支援する助成金もたくさん用意されています。自分に合う条件の支援金をぜひ探してみてください。
これは厚生労働省が実施するもので、厚生労働大臣の指定を受けた教育訓練を受講・終了した人に対する給付金です。
受ける教育訓練の種類により給付額は異なり、例えばTOEICや簿記検定などが含まれる「一般教育訓練」の場合は、受講費用の20%が支給されます。
上限は10万円です。
条件として、雇用保険に1年以上加入している必要があります。
パート・アルバイトも対象とされていますが、昼間学生は基本的に雇用保険に加入していません。
そのため、この給付金を受け取れる学生は限定されてしまいます。
資格取得を目指す学生を支援する給付金はたくさんあります。
ここで紹介したものはほんの一部です。自分に合う条件のものを見つけ、将来のキャリアアップを叶えましょう!