高等学校在学中に日本学生支援機構の予約採用候補者になっている方
Q1. 日本学生支援機構の奨学生採用候補者として決定しました。今後の手続きの流れを教えてください。
A1. 今後の手続きは以下のとおりです。
① 4月上旬 : 予約採用者向けの説明会に参加。
「採用候補者決定通知」を提出し、「進学届」に必要な情報(大学固有の識別番号)を受け取る。
② 4月中旬~ : インターネット(スカラネット)から「進学届」を提出する。
③ 5月上旬 : 奨学金が交付される。
④ 5月下旬 : 採用者説明会に参加し、必要書類を受け取る。
⑤ 6月中旬 : 返還誓約書(貸与型の採用者のみ)を提出する。
※進学届の入力時期により、採用月が異なります。
Q2.高校で日本学生支援機構の貸与奨学金を受給しています。引き続き、大学でも借りることができますか?
A2. 高校で借りていた奨学金の継続はできません。進学後に新規でお申込みください。
Q3.高校の時に日本学生支援機構の予約採用に申込みをしましたが、不採用となりました。進学後に再度申込みはできますか?
A3.進学後に申込可能です。
Q4.「採用候補者決定通知」をなくしてしまいました。どうすればいいですか?
A4.「採用候補者決定通知(簡易版)」を奨学金を申し込んだスカラネット(インターネット)より印刷し、使用してください。簡易版も手続きに有効な書類として使用可能です。
Q5.第二種奨学金の予約採用候補者です。第一種に変更することはできますか?
A5.可能です。現在予約採用を受けている奨学金から移行を希望する場合は、新規申し込みの手続きが必要です。「進学届の提出」と「新規申し込み」を同時に行ってください。ただし、必ずしも移行の採用を受けられるとは限りません。移行の採用を受けられなかった場合、現在予約採用で内定されている奨学金のみの採用になります。
Q6.第一種・第二種ともに採用されていますが、片方だけを辞退することはできますか?
A6.可能です。進学届提出時に「いいえ」を必ず選択して辞退してください。ただし、いったん辞退として提出した場合、取消できませんのでご注意ください。
Q7.第二種奨学金の予約採用候補者で、月額5万円で内定されています。 8万円に増額したいのですが・・・。
A7.「進学届の提出(インタ-ネット入力)」時に、月額の変更が可能です。
Q8.「進学届」の入力の際、パスワードを入力しても次の画面に進めません。
A8.①数字・英字とも半角で入力されているか
②英字は大文字/小文字の区別が正しく入力されているかを確認してください。
Q9.5月から振込の場合、4月分はどうなりますか?
A9.4月分が5月の振り込み時にまとめて振り込まれます。
Q10.振込について連絡はありますか?
A10.特に連絡はありません。進学届にて入力した通帳を確認してください。
Q11.進学届を入力しないとどうなりますか?
A11.正式に採用にならず、奨学金の振込がされません。入力漏れがないように必ず期日までに入力してください。
Q12.奨学金が不要になったのですが、手続きは必要ですか?
A12.特に手続きは不要です。進学届の入力をしなければ辞退とみなされ、振込は始まりません。
Q13.高校在学中に予約採用候補者に決定されました。1年間浪人したのですが、その当時の「採用候補者決定通知」有効ですか?
A13.1年前の「採用候補者決定通知」は無効となります。大学で「新規申し込み」をしてください。
Q14.「採用候補者決定通知」に“入学時特別増額貸与奨学金(日本政策金融公庫の「国の教育ローン」の申込:必要)”と印字されています。日本政策金融公庫の教育ローンは申し込んでいないのですが・・・。
A14.“日本政策金融公庫の「国の教育ローン」の申込:必要”と印字されている方が、「入学時特別増額貸与奨学金」を希望する場合、「日本政策金融公庫の『国の教育ロ-ン』を利用できなかったことについて(申告)」の書類が必要です。国の教育ロ-ンに申し込んでいない方、または教育ロ-ンを借りている方は、「入学時特別増額貸与奨学金」は希望できません。
Q15.「決定通知」に記載の名前から名前が変わったのですが・・・。
A15.4月の手続時に大学の奨学金担当窓口に申し出てください。奨学金振込口座は新しい(学生証と同じ)名前の通帳」をご用意ください。インタ-ネットの「進学届」の入力は旧氏名で行っていただきます。
Q16.第一種奨学金の金額が「採用候補者決定通知」に載っていませんでした。
A16.予約採用を申し込んだ段階では、国公立大学、私立大学、通学形態も不明のためです。進学届の入力時に貸与月額を選んでください。
Q17.予約採用者について、第二種奨学金の貸与始期は選択できますか?
A17.予約採用の場合、第一種奨学金、第二種奨学金ともに貸与始期は採用年度の4月です。他の月を貸与始期として選択することはできません。
Q18.人的保証選択者で、保証人を65歳以上もしくは4親等以内の親族でない人物を立てる場合の条件は?
A18.必要書類のほかに、「返還保証書」と資力を証明する書類が必要です。年金は給与扱いのため、年間320万円以上の収入が必要。預金残高証明の場合は貸与総額の2分の1以上の金額が必要など。
Q19.離婚して親権を失った父(母)親を保証人に選任できますか?
A19.できます。条件として、あなた及び連帯保証人と別生計であって、「返還保証書」と「資力を証明する書類」が必要です。進学届提出時に、保証人の『あなたとの続柄』を「父」(「母」)ではなく、「その他(知人等)」として入力してください。
新規で日本学生支援機構奨学金を希望される方
Q1. 日本学生支援機構の奨学金に申し込みたいです。今後の手続きの流れを教えてください。
A1. 今後の手続きは以下のとおりです。
① 4月中旬~ : 申込書類一式を受け取る。
② 5月上旬 : 申請書類一式を大学に提出し、「スカラネット入力」に必要な情報(大学固有の識別番号)および「奨学金確認書兼地方税同意書」を受け取る。
③ 5月中旬~ : インターネット(スカラネット)からスカラネット入力を行う。
④ ~5月末 : 奨学金確認書兼地方税同意書を日本学生支援機構へ直接郵送する(原則、スカラネット入力後一週間以内 )
⑤ 7月中旬~ : (採用決定された場合)奨学金が交付される。
⑥ 7月下旬 : 採用者説明会に参加し、必要書類を受け取る。
⑦ 9月中旬 : 返還誓約書(貸与型の採用者のみ)を大学に提出する。
Q2. 現在、日本学生支援機構の第二種奨学生です。第一種に変更することはできますか?
A2. 可能です。現在貸与を受けている奨学金から移行を希望する場合は新規に申し込みが必要です。ただし、移行の採用を受けられるとはかぎりません。
Q3.学業不振により留年が決定してしまいました。申し込みできる奨学金はありますか?
A3.日本学生支援機構奨学金は申し込みできません。また、現在、日本学生支援機構奨学金の利用している方は奨学金が廃止されます。
Q4.申込時に連帯保証人・保証人は必要ですか?
A4.申込時に「人的保証制度」(連帯保証人、保証人を立てる)、「機関保証制度」のいずれかを選択します。「人的保証制度」を選択した場合は、採用時に返還誓約書へ連帯保証人の署名・押印と「印鑑登録証明書」「収入に関する証明」の提出が必要です。また、返還誓約書へ保証人の署名・押印と「印鑑登録証明書」の提出が必要です。「機関保証制度」を選択した場合は、一定の保証料を支払う必要がありますが、連保証人・保証人は必要ありません。
Q5.「機関保証制度」とはどういう制度ですか?
A5.保証機関(公益財団法人日本国際教育支援協会)に保証を依頼し、連帯保証を受ける制度です。連帯保証人や保証人を立てられない場合でも保証機関に一定の保証料を支払うことで奨学金の申込ができます。毎月の貸与額から保証料が差し引かれた額が入金されます。
Q6.保証人に知人を選任することができますか?
A6.可能です。ただし、4親等以内の親族でない方を保証人に選任する場合は、「返還誓約書」を提出する時に「印鑑登録証明書」の他に「返還保証書」や「収入の証明書類」等の提出が必要となります。
Q7.機関保証制度を選択しましたが人的保証への変更はできますか?
A7.「機関保証制度」から「人的保証制度」への変更はできません。 (「人的保証制度」から「機関保証制度」への変更は可能です。すぐに奨学金担当窓口まで申し出て下さい。)
交付・受給について
Q1.日本学生支援機構奨学金はどのように交付されますか?
A1.奨学生に採用された月から卒業するまで原則毎月1回、本人の名義の口座に振込されます。貸与奨学金において「機関保証制度」を選択された場合は、毎月の貸与額から保証料が差し引かれた額が入金されます。保証料は日本学生支援機関を通じて保証機関へ支払われます。
Q2.現在日本学生支援機構奨学金を受けています。4月分の奨学金が振り込まれていません。どうしてですか?
A2.日本学生支援機構奨学金の4・5月分の交付については、4月21日、5月16日(振込予定日が土曜、日曜、祝日に当たる場合は、金融機関の休日の前営業日)が入金予定日となります。年間の振込スケジュールは、日本学生支援機構HP「奨学金振込予定日」にてご確認ください。
Q3.月額の変更(増額・減額)はできますか?
A3.「第一種奨学金」・「第二種奨学金」ともに可能です。奨学金担当窓口へお問い合わせください。申し込みに必要な書類を郵送いたします。所定の用紙を大学に提出後は、希望する月額が振り込まれるまでに1~2カ月かかります。 ※保証制度によって添付書類が必要になります。
Q4.在学中に奨学金の受給を辞めることはできますか?
A4.奨学金の受給はいつでも辞めることが可能です。奨学金担当窓口までお問合せください。申請書類を郵送でお送りいたします。また、所定の手続きをすることで在学中の返還が猶予されます。
留学・休学について
Q1.現在、休学することを検討しています。日本学生支援機構の奨学金は手続きが必要ですか?
A1.休学中は奨学金を受け取ることができません。奨学金担当窓口へお問い合わせいただき、「休止」の手続きを行ってください。
Q2.貸与中に海外留学を考えています。海外留学期間中も奨学金を受け取ることはできますか?
A2.原則として留学中は受給資格がなくなりますが、学籍の状態が「在学」「留学」となるプログラムで留学する場合は、留学中も継続して奨学金を受けることができます。
継続・返還について
Q1.「奨学金継続願」とは何ですか?
A1.(貸与奨学金対象)奨学生に対して奨学金継続の意思を確認するものです。 毎年1回、スカラネット・パーソナル(インターネット)から「奨学金継続願」を提出し、奨学金継続の意思の有無を願い出ます。 提出がない場合は奨学金の継続の意思がないと判断され、奨学金は廃止となり、奨学生としての資格を失います。
Q2.現在、日本学生支援機構奨学金に採用されていますが、経済状況が好転したので、奨学金の辞退を考えています。奨学金継続願の提出をしなければ、自動的に辞退することになりますか?
A2.「奨学金継続願」の提出をしなければ、奨学金は「廃止」となります。 翌年度4月以降の奨学金の継続を希望しない方は、「奨学金継続願」の提出(入力)の時に、「奨学金の継続を希望しません」を選択し、提出してください。
Q3.卒業後、いつから返還しなければなりませんか?
A3.貸与終了の翌月から数えて7カ月目から返還が開始されます。 万が一、奨学金の返還が困難になった場合は返還期限の猶予を願い出ることができます。返還が難しいと感じた時は、早めに日本学生支援機構に相談してください。
参照:日本学生支援機構奨学金HP「返還について」
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/henkan/index.html