留学終了まであとわずか！帰国する前にすべきことって？
いよいよ留学生活も終わりに近づいてきましたね。新しい環境での学びや経験に夢中になっていると、帰国の準備を忘れがちです。でも、ちょっと待ってください！
帰国準備を疎かにすると、思わぬトラブルに見舞われる可能性があるんです。私自身、帰国直前の慌ただしさで重要な手続きを忘れ、帰国後に大変な思いをした経験があります。
でも、大丈夫です。この記事では、私の失敗談と成功例を踏まえて、帰国前に必ずすべきこと、そしてあなたの留学生活を締めくくるためにおすすめのアクティビティをご紹介します。
この記事を読めば、あなたの帰国準備は完璧なものになるはずです。さあ、充実した留学生活の締めくくりと、スムーズな帰国に向けて、一緒に準備を始めましょう！
目次
1. 帰国1ヶ月前のマストタスク：3つの重要手続き
1-1. 帰国届け：在外邦人の安全を守る大切な一歩
日本人が3ヶ月以上海外に滞在する場合、在留届の提出が義務付けられています。そして、帰国が決まったら、今度は帰国届を提出する必要があるんです。
これ、単なる形式的な手続きだと思っていませんか？実は、在外邦人の安全を守る上で非常に重要なんです。
例えば、私がアメリカ留学中、現地で大規模な自然災害が発生したことがありました。その時、日本大使館から安否確認の連絡が来たんです。もし帰国届を出さずに帰国していたら、大使館は私がまだ現地にいると勘違いし、本当に危険な状況にいる人の安否確認が遅れる可能性があったんです。
帰国届はオンライン（ORRnet）で簡単に提出できます。帰国日が決まったら、すぐに手続きしましょう。たった5分で済む作業が、誰かの命を救うかもしれません。
1-2. タックスリターン：各国の制度を理解しよう
タックスリターンは、日本でいう「確定申告」のことです。「学生だから関係ない」と思っていませんか？実は、国によっては学生であっても申告が必要な場合があるんです。
私がカナダに留学していた時、「学生だから申告不要だろう」と思い込んでいました。しかし、実はカナダでは滞在期間が183日を超えると、収入の有無に関わらず申告が必要だったんです。知らずに帰国してしまい、後日カナダ政府から連絡が来て慌てた経験があります。
国によって制度が異なるので、必ず確認しましょう。例えば：
- カナダ：183日以上滞在で申告必要
- アメリカ：学生ビザでも一定の条件で申告必要
- イギリス：学生は通常申告不要、ただしアルバイト収入がある場合は要確認
不安な場合は、現地の税務署や大学の留学生オフィスに相談するのがおすすめです。正しい手続きをすることで、将来のビザ申請などにも良い影響があるかもしれません。
1-3. 住居の退去準備：トラブル回避のためのチェックポイント
住居の退去、これが意外とトラブルの元になりやすいんです。私の失敗談を交えながら、スムーズな退去のためのポイントをお伝えします。
早めの通知： 退去の1ヶ月以上前に家主や不動産業者に連絡しましょう。私は2週間前に連絡したため、翌月分の家賃も請求されてしまいました。
丁寧な清掃： 入居時と同じ状態に戻すことが重要です。私のルームメイトは清掃を怠り、敷金から多額の清掃費が引かれていました。
損傷のチェック： 壁の傷や家具の破損など、自分で修繕できるものは対応しましょう。
大型ゴミの処分： 家具や電化製品など、大型ゴミの処分方法は地域によって異なります。私は知らずに路上に置いてしまい、罰金を科されそうになりました。必ず自治体の規則を確認しましょう。
郵便物の転送手続き： 帰国後も重要な郵便物が届く可能性があります。郵便局で転送手続きをしておくと安心です。
最終チェック： 退去時に家主と一緒に部屋をチェックし、問題がないことを確認しましょう。このプロセスを経ることで、後々のトラブルを防げます。
これらのポイントを押さえておけば、敷金を全額返金してもらえる可能性が高まります。余裕を持って準備を進めましょう。
2. 帰国2週間前の必須アクション：3つの重要タスク
2-1. 銀行口座・携帯電話の解約：忘れずにスムーズに
銀行口座と携帯電話の解約、これを忘れると思わぬトラブルに発展する可能性があります。私の経験を基に、スムーズな解約のコツをお伝えします。
銀行口座の解約：
- 残高の確認：口座に残っている金額を確認しましょう。
- 日本への送金：大きな金額の場合は、事前に日本の口座に送金するのがおすすめです。
- 解約手続き：通常は窓口での手続きが必要です。パスポートなど身分証明書を忘れずに。
- 最終確認：解約後、口座が完全に閉鎖されたことを確認しましょう。
私の失敗談：オーストラリア留学時、口座解約を忘れて帰国してしまいました。後日、年間管理費が引き落とされ続け、口座がマイナスに。数年後に再訪した際、思わぬトラブルに巻き込まれてしまいました。
携帯電話の解約：
- 契約内容の確認：解約金が発生しないか確認しましょう。
- データのバックアップ：重要な情報やデータをバックアップしておきましょう。
- 解約手続き：店舗での手続きが必要な場合もあります。オンラインで可能か確認しましょう。
- SIMカードの返却：必要な場合は忘れずに返却しましょう。
携帯電話の解約はオンラインでも可能な場合が多いですが、トラブル防止のため、可能な限り店舗で直接行うことをおすすめします。
これらの手続きは意外と時間がかかることがあります。2週間前から少しずつ進めていくのがベストです。
2-2. 航空券の最終確認：帰国日のトラブルを避けるために
帰国直前のトラブルで最も多いのが、航空機の搭乗に関するものです。私自身、痛い経験をしたので、ぜひ参考にしてください。
航空券確認のポイント：
- 搭乗日時の再確認：特に日付をまたぐ便は要注意です。
- 出発空港と到着空港の確認：大都市の場合、複数の空港があることも。
- 乗り継ぎ時間の確認：短すぎる乗り継ぎ時間はリスクが高いです。
- 荷物の制限確認：重量や個数の制限を事前にチェック。
- チェックイン方法の確認：オンラインチェックインが可能か確認しましょう。
私の失敗談：アメリカからの帰国時、空港に2時間前に到着したにも関わらず、留学生の帰国ラッシュで長蛇の列。チェックインに時間がかかり、搭乗時間に間に合わず、次の便に変更せざるを得ませんでした。
トラブル回避のコツ：
- 帰国日が留学生の集中する時期の場合、通常より余裕を持って空港に到着しましょう。
- 可能であればオンラインチェックインを利用し、時間を節約しましょう。
- 不安な点があれば、事前に航空会社に問い合わせることをおすすめします。
航空券の確認は単純作業に思えますが、ここでのミスが大きなトラブルにつながります。慎重に、そして余裕を持って対応しましょう。
2-3. 荷物の整理と発送：効率的な帰国のコツ
私の失敗談：カナダ留学時、帰国直前まで荷物整理を後回しにしてしまい、結局高額な航空会社の超過料金を支払うはめに。計画的な整理と発送が大切だと痛感しました。
おすすめの方法：
- 帰国の1ヶ月前から少しずつ整理を始める。
- 日用品は現地の留学生コミュニティで譲渡するのも一案。
- 本など重いものは早めに船便で送る。
- 思い出の品は少量でも手荷物で持ち帰るのがおすすめ。
荷物整理は単なる作業ではありません。留学生活を振り返り、成長を実感する良い機会にもなります。余裕を持って取り組みましょう。
3. 帰国前にすべき4つの大切なこと：留学生活を締めくくる
3-1. 最後の思い出作り：忘れられない旅行プラン
帰国前の旅行は、留学生活の締めくくりとして最高の思い出になります。私の経験から、おすすめの旅行プランをご紹介します。
現地の隠れた名所巡り： 観光地ではなく、地元の人しか知らないスポットを訪れるのがおすすめ。私はホストファミリーに教えてもらった小さな湖で、最高の夕日を見ることができました。
友人たちとの思い出旅行： 留学仲間と近郊の街へ小旅行。互いの国の料理を作り合うなど、文化交流を楽しむのも良いでしょう。
挑戦的な体験： 今までやったことのないアクティビティに挑戦。私はスカイダイビングに挑戦し、人生観が変わるほどの経験になりました。
お世話になった場所への再訪： 初めて訪れたカフェや、思い出の場所を再訪。成長した自分を実感できるはずです。
旅行を通じて、留学生活を振り返り、新たな目標を見つける。そんな意味のある時間を過ごしてください。
3-2. 心に残るお土産選び：日本の家族や友人のために
お土産選びは楽しいけれど悩ましい...。私も試行錯誤しましたが、以下のポイントを押さえると喜ばれるお土産が選べます。
定番と意外性のバランス： チョコレートやTシャツなどの定番品と、現地でしか手に入らない珍しいものをミックス。
食品は要注意： 賞味期限と日本の税関規制を確認。私は一度、チーズを没収されてしまいました。
サイズと重量を考慮： 持ち帰りやすいサイズ・重量のものを選びましょう。
ストーリー性のあるもの： 留学先での思い出や経験に関連したものを選ぶと、より喜ばれます。
実用性のあるもの： 飾るだけでなく、実際に使えるものが喜ばれます。
私のおすすめは、現地の調味料やスパイス。日本では手に入りにくく、かさばらないので便利です。また、留学先で撮った写真を使ったオリジナルグッズも喜ばれました。
お土産は単なる物ではなく、あなたの経験を共有するツールです。選ぶ過程を楽しみながら、心を込めて選びましょう。
3-3. 最終スキルアップ：留学の目標を達成しよう
帰国前の最後の期間は、留学の目標達成に向けた最後のスパートの時期です。私の経験から、効果的な最終スキルアップの方法をご紹介します。
言語スキル：
- 現地の人との会話を積極的に増やす。カフェでバリスタと話すなど、日常的な機会を活用。
- 難しい話題にチャレンジ。ニュースをテーマに議論するなど。
- 発音矯正に集中。ネイティブに細かい発音の違いを指摘してもらう。
専門スキル：
- 教授に個別相談し、最後の課題や挑戦的な読み物を提案してもらう。
- 現地の専門家にインタビューし、実践的な知識を得る。
異文化理解：
- 地元のイベントに積極参加。祭りやコミュニティ活動など。
- 多様な背景を持つ人々との交流を増やす。
自己成長：
- 留学の目標達成度を自己評価。
- 帰国後の具体的な目標を設定。
私は帰国直前の2週間、毎日異なるテーマで現地の人とディスカッションする「チャレンジ」を自分に課しました。この経験が、語学力と自信の大きな向上につながりました。
最後の期間を有意義に過ごすことで、留学の成果を最大化できます。頑張ってください！
3-4. 感謝の気持ちを伝える：大切な人々との別れ
留学生活を支えてくれた人々への感謝の気持ちを伝えることは、非常に大切です。私の経験から、心に残る別れ方をご紹介します。
ホストファミリーへ：
- 手書きの手紙と、日本からの小さなギフトを用意。
- 家族写真を撮影し、フレームに入れてプレゼント。
- お世話になったお礼に、日本料理でホームパーティーを開催。
先生方へ：
- 具体的なエピソードを交えた感謝の手紙を書く。
- 小さな日本の伝統工芸品をプレゼント。
- 成長した証として、最終レポートや作品を贈る。
友人たちへ：
- 思い出の写真をまとめたアルバムやスライドショーを作成。
- 互いの国の言葉で短いメッセージを交換。
- 将来の再会を約束し、具体的な計画を立てる。
お世話になった地域の方々へ：
- よく利用した店やカフェに感謝の気持ちを伝える。
- 地域のコミュニティセンターなどにお礼の挨拶に行く。
私は帰国前に小さなお別れパーティーを開き、お世話になった人々を招待しました。そこで一人一人に感謝の言葉を伝え、互いの思い出を共有しました。この経験が、留学生活の素晴らしい締めくくりとなりました。
感謝の気持ちを伝えることは、単なる別れの儀式ではありません。これらの人々との絆を深め、将来の再会への橋渡しとなります。心を込めて感謝を伝えましょう。
4. まとめ：充実した留学生活の締めくくりに向けて
いかがでしたか？帰国準備は単なる手続きではなく、留学生活全体を振り返り、次のステップへの準備を整える大切な時間です。
ここでお伝えした内容を簡単にまとめると：
- 1ヶ月前からの重要手続き（帰国届、タックスリターン、住居退去）を忘れずに。
- 2週間前からの必須アクション（銀行・携帯の解約、航空券確認、荷物整理）を計画的に。
- 留学生活を締めくくる4つの大切なこと（旅行、お土産選び、最終スキルアップ、感謝の気持ち）を心を込めて。
これらを着実に進めることで、充実した留学生活の締めくくりができるはずです。
最後に、私からのアドバイスです。帰国準備に追われて、現地での最後の時間を無駄にしないでください。一瞬一瞬を大切に、感謝の気持ちを忘れずに過ごしてください。そうすることで、あなたの留学経験はより深く、より意味のあるものになるはずです。
さあ、素晴らしい留学生活の締めくくりに向けて、頑張ってください！あなたの未来が、この経験によってより輝かしいものになることを心から願っています。Safe travels and all the best for your future!