ESで研究内容を書く時のポイント

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就活のES:研究内容の書き方ガイド

就活生が企業に提出するES(エントリーシート)の中で学生時代の研究内容について聞かれる場面は少なくありません。しかし、実際に研究内容についてどのように書くべきなのか悩まれる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。本記事ではESの研究内容について何を書くべきなのか、研究内容について聞かれる理由、実際に研究内容をESに書く際のポイントについて詳しく解説していきます。

目次

1. 就活のESの研究内容は何を書くべき

そもそもESの研究内容では何を書くべきなのでしょうか。ここからは研究内容が決まっていない場合と既に決まっている場合の2パターンの書き方について解説していきます。

研究内容が未だ決まっていない場合

就職活動やその前段階のインターンシップなどがスタートする大学3年生の春や夏は未だ研究内容自体が決まっていないケースもあるでしょう。その場合には、所属する学部や学科の中で興味のある分野や、研究予定について書ける範囲で記入するようにしましょう。また、所属するゼミが決まっている場合には、そのゼミの専門分野について書くと良いでしょう。

既に研究内容が決まっている場合

研究内容が既に決まっている場合は現在研究中のテーマについて簡潔に書くようにしましょう。特に大学院生の研究は専門性が強く、複雑な文章になりがちです。

専門的な言葉については違った言い回しができないかなどに注意しながら書いていく必要があります。また、研究と関連する仕事を志望している場合は、これまでの研究をどのように仕事に活かしていきたいかなどについても触れると良いでしょう。

2. 就活で研究内容について聞かれる理由

なぜ就活で業務に直接関係ない研究内容について聞かれるのかについて疑問に感じる方もいらっしゃると思います。ここからはESの中で研究内容について聞かれる理由について3つご紹介します。

学生の興味関心について知りたいから

研究内容について聞かれる理由の1つ目として、学生の興味関心について知りたいから、ということが挙げられます。特に理系の就活の場合は、大学での研究内容が実際の仕事と関連してくるケースもあるでしょう。そのため、研究での経験が実際の業務にどのように活かせるのかについても盛り込むことで企業へのアピールにも繋がります。

学業面で取り組んだことを知りたいから

研究内容について聞かれる理由の2つ目として、学業面で取り組んだことを知りたいから、ということが挙げられます。ESで研究内容について聞くことで、学生が学業面で頑張ったことを具体的に知ることができます。また、学業面をしっかり取り組んでいることを確認することで、入社後についてもしっかり真面目に仕事をしてくれる人材かどうかの判断材料になります。

コミュニケーション能力があるか見極めたいから

研究内容について聞かれる理由の3つ目として、コミュニケーション能力を見極めたいから、ということが挙げられます。多くの企業ではコミュニケーション能力やプレゼンテーションスキルなどを重要視しており、自身が伝えたいことを第三者へ伝えられる力が必要となります。就職活動のエントリーシートや面接の場においても、そのような能力を確認する意図で研究内容について聞かれるケースがあります。

3. 就活のESに研究内容を書く際のポイント

ここでは、就活のESに研究内容を書く際によりアピールできるようなポイントについて解説します。

できるだけ簡潔に書く

研究について書く際には、できるだけ簡潔に内容を書くことが大切です。文章の構成としては、結論から書くことを意識し、最初にどのような研究をしていたのかについて簡潔に一文で述べた後に詳しい内容について書くようにします。

研究内容に興味をもったきっかけ

次に研究内容に興味をもったきっかけについて書きます。きっかけについては、その人の過去の経験が関係している場合が多いため、自身のことを今一度自己分析することが重要です。なぜ今の大学に入ったのかなど過去の自分に遡って考えてみましょう。

具体的な行動や取り組み

研究で得た結果だけでなく、そこに至るまでの具体的な行動や取り組みについて書くことも重要です。そのため、ゼミなどのチームで研究を行った場合などについては、そのチームの中でどのような役回りでどのような行動をしたのか、なども盛り込むと良いでしょう。集団の中での自分の役割について触れることで実際に会社に入社した場合にどのような働き方ができるのかといったアピールにも繋がります。

研究で得た成果や実績

具体的な行動や取り組みについて述べた後は、その研究で得た成果や実績について書くと良いでしょう。成果や実績については具体的な数値を用いて書くことで論理的な文章になります。

ここでは実際の成果よりも内容を盛って書いたり、嘘の実績を書くことはせず、必ず事実に基づいて書くようにしましょう。

志望企業でどのように活きるのかを書く

最後に志望企業でどのように活きるのかについて書きます。実際に志望する企業がどのような人材を求めているのかリサーチした上で、自身の経験と結びつけられることはないか考えてみましょう。

4. 就活のESに研究内容を書く際の注意点

では実際にESに研究内容を書く際にはどのような点に注意をして書くべきなのでしょうか。以下では注意点を解説します。

専門用語は使わない

ESを書く際には、専門用語は極力使わないように心がけましょう。難しい言葉や、専門的な用語については誰が読んでも理解できるように簡単な言葉や言い回しに変え、誰が読んでも理解できるように書くことが大切です。特に理系の用語などはその研究や分野について勉強していない人にとっては伝わらない場合がほとんどです。どんなに良い研究内容であっても、第三者に伝わらなければせっかくのアピールの場が台無しになってしまうため留意しましょう。

「なし」や空欄などはNG

ESは研究内容の項目に関わらず、「特になし」や空欄といった状態で提出することは、自己アピールできるチャンスを逃すことになってしまいます。また、その後の面接に進んだ場合にもESの情報をもとに面接官から質問されることがあるため、学生にとっても面接官にとっても非常に重要な書類となります。研究内容が決まっていない場合であっても、現在学部で勉強している内容などを基にどのような研究をこれからしていきたいのかについて記載するようにしましょう。

5. まとめ

いかがでしたでしょうか。ESの研究内容について何を書くべきなのか、研究内容について聞かれる理由、実際に研究内容をESに書く際のポイントについて解説してきました。ES内で実際に書く場合には、簡潔に文章を書くことを心がけ、実際にその経験がどのように活かせるのかについても触れることで企業への自己アピールにも繋げたESになるでしょう。

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