「留学エージェントって本当に必要なの?」と疑問に思っているあなたへ。 本記事では、留学エージェントの収益構造やサービス内容を詳しく解説します。 ビジネスモデルを知ると、あなたの考えも明確になります。 あなたの留学成功を願っていますので、この記事を最後まで読み、意思決定に役立ててください!
エージェントとは、代理人のことを表す言葉です。 広告代理店や保険代理店など、商品開発者の代わりに販売を行う会社や、転職希望者の代わりに職務経歴書送付や日程調整などの業務をサポートする転職エージェントなど、ビジネスにおいて「代理で何かをする」というモデルは数多く存在します。
さて、留学エージェントです。 彼らは留学手続きを代理でやってくれるわけです。 学校選びや出発前の準備といった留学全般に関するアドバイスのほか、現地到着後の生活サポート、進路相談などが当てはまります。
留学エージェントは、多くの学生の留学をサポートしてきた経験があります。学校選びやビザの取得、住居の手配など、複雑な手続きに関しての専門知識を持っています。
自分で留学手続きを行うのは時間がかかり、手間も多いものです。 エージェントを利用することで効率的に進めることができるのがメリットと言えるでしょう。
しかし、留学エージェントによって提供するサービス内容や料金システムが異なるため、自分に必要な支援が何かを見きわめ、適切に利用する必要があります。
カウンセリング料、ビザ申請代行料、海外送金手数料など、「手数料」という名目で、留学エージェントを利用した学生に「代行した手間賃」を求めるのです。 この手数料こそが、その留学エージェントが、何をサービスと捉えているのかという、エージェントごとの特色が出るところです。
多くの留学エージェントは、提携している学校からの紹介料を受け取っています。これは、エージェントが学生をその学校に紹介し、入学が決まった際に支払われる手数料です。 コミッションという言葉が使われ、学費の一定割合の金額で計算されることが多いです。
学生が無料でサービスを利用できるエージェントも存在します。 その場合は、学校からのコミッションが収益の柱となっていると考えられます。 つまり学生から手数料をもらわなくても運営費を賄えるため、サービスが提供できるわけです。
しかし、収益源が学校のみであるとするなら、得られるコミッションの金額の高さを基準に、エージェントが学校を勧めてくるケースもあると言えます。 これはビジネスモデルを考えると仕方のないことです。だからこそあなたは複数のエージェントを比較したり、必要なサービスを明確にしたりして、うまく利用するべきと言えます。
留学エージェント自体には特別な免許は不要です。しかし、交通や宿泊の手配を行うためには、旅行業の免許が必要です。 自社で航空券を購入(仕入れ)し、留学手続きの代行サービスの一環として学生に販売するため、旅行業の免許を持つ留学エージェントも存在します。
ちなみに、逆に旅行代理店が旅行商品として留学プログラムを用意していることもあります。
留学エージェントとはどのようなサービスなのかについて、サービスを提供する留学エージェント側のビジネスモデルから紐解きました。
「留学エージェントは必要ない」という意見も聞こえます。 しかしビジネスが成り立っているということは、必要な人に価値を届けられているということです。 つまり、何があなたに必要なのかを見きわめて、適切に利用すれば、あなたの留学はより素晴らしいものになることは間違いありません。
留学をするにあたって、留学エージェントを選ぶことはとても重要です。 大小合わせて200以上存在するといわれている留学エージェントの選び方のポイントについて、ガクシー編集部がまとめましたので、こちらも参考にしてください。
では、良い留学に、良いエージェントとともに、いってらっしゃい!