理想の海外インターンを見つける!おすすめの探し方4選

calendar_today 2023-10-06 update 2024-12-07
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海外インターンは、海外の企業の業務体験ができるプログラムです。海外インターンは近年人気が高まっています。日本でのインターンよりも挑戦するハードルが高く感じますが、グローバルな視点を獲得できたり語学力・コミュニケーション能力向上が望めたりと、より自己成長につながる経験ができます。

しかし、海外インターンに参加することに不安を感じる人や、日本にいながらどのように海外インターンを探せばよいのかわからない人もいるでしょう。この記事では、そもそも海外インターンとはどのようなものなのか、海外インターンのメリット・デメリット、そして海外インターンの探し方を解説します。

目次

  1. 海外インターンとは?
  2. 海外インターンのメリット・デメリット
  3. 海外インターンの探し方4つ

海外インターンとは?

海外インターンについて、あまり知識のない人も多いでしょう。ここでは、海外インターンの開催場所・業務内容・種類について紹介します。

開催場所

日本人が受け入れてもらえる海外インターンは、英語圏で開催されているものが多くあります。具体的には、アメリカ・カナダ・オーストラリアなどが挙げられます。さらにフィリピン・シンガポール・ベトナム・カンボジアなどの東南アジアでも開催されています。

業務内容

業務内容は、企業や働くエリアごとに大きく異なります。 アメリカやカナダなどでは、多くはインターン後の就職先で働くことも見据えたオフィスワークをします。フィリピンやシンガポールなどの東南アジアでは、IT企業などでプログラミングの知識を生かした仕事や、語学を教える仕事をします。

海外インターンの種類5つ

海外インターンは種類が複数あります。期間や報酬の有無など、日本でのインターンとは異なるものもあるため、どのような種類があるか把握しておきましょう。ここでは5種類に分けて紹介します。

①短期インターン

海外の短期インターンは、3週間から1カ月程度のものが多く、長くても3カ月程度です。日本の短期インターンは数日間のものが多いため、海外の短期インターンは短期とはいっても長期間続きます。3週間から1カ月程度であれば、大学の長期休暇を利用して参加できるため、学業との両立も可能です。 海外インターンは長期インターンが一般的であるため、短期インターンでは雑務のみを任されることが多く、日本の短期インターンと同じく実務の経験を積むことは難しいでしょう。 海外で働く体験をする目的で参加する人にとっては、短期インターンは挑戦するハードルが低く適しています。しかし自分の能力を高めることをゴールとする人にとっては、短期インターンは仕事内容に満足できず不適切かもしれません。

②長期インターン

海外の長期インターンは、半年から1年半程度で行われます。企業の社員と同じような実務を任されるため、日本の長期インターンと同様にビジネスマナーやスキルを身につけられます。さらに、インターン先の国の商習慣や文化も知ることができます。 ただし長期インターンでは、留学と違って参加する時点で高い語学力を持っていることが必須です。その国の企業の一員として、現地の言葉や公用語を用いて仕事ができなければなりません。また、インターン参加中は現地で生活する必要があるため、その期間は大学を休学しなければなりません。 インターン選考を通過するためには、現地で仕事をする上で支障が出ない程度の語学力を身につける必要があります。海外の長期インターンは、採用直結型のものも多数あります。インターン終了後に現地での就職を目指す場合、語学の壁はあっても現地の学生にも劣らない成果を挙げるべきです。海外での就職を目指していなくても、海外の長期インターンを経験したことは日本での就活でも高く評価されます。

③無給インターン

日本の就活において一般化しているインターン制度ですが、発祥地はアメリカです。この制度が始まったばかりのころは、インターンの目的は学生が大学で身につけた専門知識を実践の場で試すことでした。そのため、もともとインターンは無給であることが一般的でした。現在は有給のインターンを実施する企業も多くありますが、無給のインターンがほとんどです。無給のインターンは、その業界の知識やスキルを持っていない人でも、実際に働きながら学べます。有給のインターンよりも挑戦しやすいため、選択肢が広がるでしょう。

④有給インターン

無給が一般的であったインターン制度ですが、優秀な人材を確保するために有給のインターンを実施する企業が増えています。有給のインターンは、長期インターンとして行われることがほとんどです。給与額は現地の最低時給より高いですが、インターンの給与だけで生活することは難しいでしょう。海外に長期間滞在して有給インターンに参加するのであれば、まとまった金額を用意する必要があります。

⑤ボランティアインターン

ボランティアインターンとは、NGOやNPOなど社会貢献活動をしている企業が実施しているインターンのことです。主に、社会問題を抱える発展途上国へボランティアとして派遣されます。日本語やパソコンの使い方を教えたり、児童養護施設でお世話をしたり、農業のお手伝いをしたりと、仕事内容は多岐にわたります。ボランティアインターンはNPO・NGO・日本の企業が募集しているため、応募のしやすさが魅力です。さらに短期間での実施が多く、語学力も高いレベルを求められるわけではないため、参加のハードルは他の海外インターンに比べて下がります。

オンラインの開催もあり

最近は、日本にいながらオンラインで参加できる海外インターンも増えています。海外生活の体験をすることはできませんが、渡航費や現地での生活費がかからないため、費用を大きく削減できます。いきなり海外に行って働くことが心配な方は、オンラインの海外インターンから挑戦してみるのも良いでしょう。

海外留学やワーキングホリデーとの違い

海外インターンは、海外留学やワーキングホリデーと似ていると感じるかもしれませんが、比較してみるといくつか異なる点が挙げられます。これら3つを比較すると、下の表のようにまとめられます。

項目 海外インターン 海外留学 ワーキングホリデー
給与の有無 なし あり あり
仕事内容 事務、オフィスワーク、IT系の仕事 なし サービス業が多いが、探せば希望の職種に就ける
期間 短期:3週間~3カ月程度
長期:半年~1年半程度
短期:2週間~4週間程度
長期:半年~1年
国によって違うが、1~2年程度が多い
現地語を使う機会 仕事場 学校・寮 仕事場
得られるスキル 世界に通用するビジネススキル
ビジネス英語
日常英会話
学校で学んだ専門知識・専門英語
日常英会話
ビジネス英会話
日常英会話
エリア 一部の英語圏の国 希望すればどこでも オーストラリア・ニュージーランド・カナダなど29か国

海外インターンのメリット・デメリット

海外インターンに参加することは、自分にプラスになる側面もありますがマイナスになる側面もあります。ここでは海外インターンのメリット・デメリットについて解説します。メリットとデメリットの両方を知った上で、参加を検討することをおすすめします。

メリット

海外で働く体験ができる

就職する前の大学生のうちに海外で働く機会が得られるのは、今後の人生にとって大きな財産となるでしょう。将来海外で働きたいと思っている人にとっては、調べただけではわからない海外で働く現実を知ることができるため、とても貴重な機会です。 また、実際に働く中で、日本と海外では求められるビジネススタンス・スキルが違うことを実感できます。使っている言語も異なりますが、語学力の高さが活躍度に反映されるわけではありません。現地で使われている言葉が話せるのはもちろん、その言葉を使ってうまくビジネスを進められるかが試されます。

視野が広がる

海外インターンを実施している企業は、従業員やインターン生にさまざまな国籍の人がいる場合が多くあります。多様な国籍の人と働くことで、日本とは異なる常識・文化・考え方を知ることができ、自分の視野を広げられます。海外で働いた経験は、今後の人生の大きな糧となるでしょう。

語学力・コミュニケーション能力を高められる

日本でのインターンと同様に、ビジネスの場ではさまざまな人とやり取りをする機会があるため、海外インターンに参加することでコミュニケーション能力向上が望めます。さらに海外インターン中は、コミュニケーションをとる際に現地の言葉を用いなければなりません。そのため、大学で座って受ける語学の授業よりも実践的に言語を学べます。文法などをしっかり学んだとしてもコミュニケーションがスムーズにとれるわけではなく、日本人同士のコミュニケーションよりも相互理解に努力を要します。コミュニケーションが困難な状況におかれることで、日本でのインターンよりも対人能力をもっと伸ばせるでしょう。

デメリット

多額の費用が必要

企業にもよりますが、海外インターンでかかる費用は自己負担の場合がほとんどです。現地まで行く渡航費や現地で生活するための宿泊費、食費、交通費など、かなりお金がかかります。海外インターンに参加したいのであれば、まとまったお金を準備する必要があります。

環境の変化への対応

海外での生活は日本での生活と勝手が違うことが多く、慣れるまでに時間がかかります。現地の言葉でうまくコミュニケーションをとれず、ストレスや不安を感じることもあるでしょう。そのように精神的につらい中、インターンでは責任の大きい仕事や難しい仕事をこなさなければなりません。精神的にタフな人が向いているといえます。

海外インターンの探し方4つ

それでは、海外インターンを応募している企業はどのように探せばよいのでしょうか。ここでは、探し方を4つ紹介します。

インターネットで検索する

海外インターンを探す方法として、最も手軽なものがインターネット検索です。ただし、検索する前に行きたい国やインターンしたい業種を決めておく必要があります。この方法はかなり時間と手間がかかりますが、検索する時に国・地域や業種を指定すれば、希望と合致した企業を見つけるのにかかる時間を減らせます。求めている検索結果がなかなか出てこない場合は、検索ワードを変えて何度も調べ直してみましょう。

海外インターン経験者からの紹介

海外インターンをすでに経験した知人がいれば、その人から企業を紹介してもらう方法もあります。経験者から直接体験談を聞けるため、現地での生活や言語の違いなどについての不安を和らげられるでしょう。企業についての情報も、インターネットで調べるよりも正しい情報が得られるでしょう。また、企業側も日本人学生を受け入れることに慣れているため、安心して参加できます。

大学からの募集を調べる

通っている大学で海外インターンの募集がないかを調べるのも、海外インターンを探す方法として有効な手段です。大学を通して応募できるため、安全性が確保されておりサポート体制も整っている企業に出会えます。まずは、大学の事務局や相談窓口に問い合わせてみましょう。ただし学校単位での募集であるため、大学内での応募数が多かった場合成績などで選抜される可能性があります。必ず参加できるとは限らないことを念頭においておきましょう。

海外インターン紹介会社に相談する

希望に合った企業を見つけられなかったり、自分で手続きをすることに不安を感じたりする人は、海外インターン紹介会社や留学エージェントを利用して海外インターンを探す方法もあります。エージェントを利用すれば、インターン探しや現地に行く前の準備、企業とのやり取り、現地での安全管理など、最初から最後までサポートを受けられます。しかし、エージェントは多数存在するため信頼できるサービスを見極める必要があります。さらに、エージェントの中には相談が有料のものもあります。よく下調べをしてから、エージェントを利用するようにしましょう。

数あるエージェントの中から、ここではAIESECとタイガーモブを紹介します。

AIESECは、6〜8週間のインターンを紹介しており、企業で働くインターンとNPOやNGOで働くボランティアインターンの2種類を実施しています。学生には専属マネージャーが就き、渡航先選定から渡航中の相談、渡航後の振り返りまでサポートしてもらえます。渡航しただけでは終わらない、充実した海外インターンとなるでしょう。

タイガーモブは、主にアジア新興国・アフリカ・南米など最近急成長している地域で実施されている海外インターンを紹介しています。世界42か国からさまざまな分野のインターンを紹介しているため、「面白い」と思えるインターンが見つかるはずです。応募したいインターンを見つけたらそのまま申し込むこともできますが、不安なことがあればタイガーモブの担当者に無料で相談することもできます。インターン先が決まってからは事前のオリエンテーションを実施したり、現地での危機管理システムが整っていたりと、学生が安心してインターンに参加できる体制が整っています

エージェントを利用することで、海外インターンがより有意義なものになるでしょう。よく吟味したうえで、ぜひ利用してみてください。

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【ガクシー×タイガーモブ】グローバルで活躍したい学生を応援!タイガーモブ奨学金

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