就活の面接でよく聞かれるのが、「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」です。その時に、アルバイトの経験を話したい人は多いと思います。
この時、面接官はあなたの話を通じて、「あなたにどんなポテンシャルがあるか(=スキル・強み)」「経験や物事をどんな風に捉える人なのか(=人となり・考え方)」を知りたがっています。そのため、アルバイト経験の「深堀」が重要になってきます。
「え、アルバイトは確かに頑張ったけど、『楽しかった』『一生懸命取り組んだ』なんて言葉しか出てこない…」そんな方に向けて、面接官の心にヒットする話し方ができるよう、アルバイト経験を深堀する方法をお伝えします!
冒頭でもお伝えしたように、面接官はガクチカの話を通じて、「あなたにどんなポテンシャルがあるか(=スキル・強み)」「経験や物事をどんな風に捉える人なのか(=人となり・考え方)」を知りたいと思っています。そのため、アルバイトの経験を話す際は、
というポイントを明確に伝えることが大切です。面接官は、あなたがその経験のどこに着目するのかを見ています。あなたがアピールしたい「自分像」を、面接官にしっかりと伝えたいですよね。
そのためには、深堀が非常に大切になってきます。では、実際に深堀を進めていく方法を見ていきましょう。
まずは、アルバイトをしていた時に起きた特徴的な出来事を書き出してみましょう。ここでポイントとなるのは、就活で使えそうな事柄だけではなく、「思いついたこと全てを書き出す」ということ。あの時頑張った、こんな言葉をもらえて嬉しかった、あの時間が楽しかった、あの時怒られて落ち込んだ、など、思いついたことから書いていきましょう。
そのように全部書き出していくと、芋づる式に他の記憶が出てくるため、忘れていた出来事や、自分ではなんてことないと思っていた出来事が、自己アピールのトピックになる、なんてこともあります。
ある程度書き出すことができたら、「これは自己アピールに繋げられそう」と思う出来事をピックアップして、より具体的にしていきましょう。「具体化」する際は、
のように、「変化」したことと、そのきっかけが何か、ということに着目して具体化することがポイントになります。
いくつかの出来事を具体化した後は、今度はそれらを逆に「抽象化」していきます。例えば、「AとBという2つの出来事は、どちらも『課題に対して自分が主導して周りを引っ張り、状況を変えた』というエピソードだな」というように、俯瞰で見てみると、自身が「ある一定の状況下に置かれると、このような思考になり、こんな行動を取りやすい」という傾向が見えるようになります。このように、書き出した出来事をいくつかのグループに分けていきましょう。
抽象化まで進むと、ある程度自分の考え方の傾向や、強みが見えてくると思います。最後に、それを伝える準備をしましょう。ここでポイントなのは、その経験の「ネーミング」です。
よく、「結論ファースト」と言いますよね。面接でも、最初に「私の強みは〇〇です」と伝えてから、その理由(=アルバイト経験)を話すことが大切です。そしてこの「〇〇」の部分がネーミングになります。
面接官は非常に多くの学生の話を聞くことになるので、ネーミングがキャッチーであればあるほど、あなたの話に興味を持ってくれるのです。少しユーモアのセンスを取り入れてもいいでしょう。
でも、一番大切なのは、自分の経験を伝えるために一番適切な言葉は何か、しっかりと考えることです。ありきたりな言葉に当てはめてしまうのではなく、どうしたら初対面の面接官に伝わるか、考えてみましょう。
自分のアルバイト経験を伝える準備ができたら、次はそれを「どの企業に対して」話すかということが重要になります。
ほとんどの人は、複数の業界や企業の選考を受けると思います。業界や企業が違えば、求められる人物が変わってくるのです。ここでポイントになるのが「マッチング」です。あなたのアルバイト経験と、企業の求める人材をマッチングさせるために、以下のようなステップを踏んでいきましょう。
このように、しっかりと準備ができたら、面接前に仲間や先輩に原稿を読んでもらったり、実際に話しているのを聞いてもらって、客観的なアドバイスをもらうことがおすすめです。
あなたの魅力が面接官にしっかりと伝わるよう、実践していきましょう!
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