ノルウェーは、美しい自然景観と質の高い教育システムで、留学先として近年注目を集めています。
ノルウェー留学には、自然豊かで安全な環境で生活できることや、学費が無料になるなどさまざまな魅力があります。
本記事では、ノルウェー留学のメリットとデメリットから、人気の都市や留学費用の目安について解説しています。ノルウェー留学を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ノルウェーはヨーロッパの北部にあり、スカンジナビア半島の西部を占める国です。ノルウェーには、美しい自然と高い生活水準に加えて、質の高い教育システムが整っています。
ここでは、ノルウェー留学のメリットについてご紹介します。留学を検討する際に知っておくべき重要なポイントを見ていきましょう。
ノルウェーの公立大学や大学院では、国籍に関わらず学費が無料です。これは、北欧の教育政策の一環として、高等教育を誰にでも平等に開放するという理念に基づくものです。
海外留学と聞くと高額な印象がありますが、費用の点でもノルウェー留学は魅力的だといえるでしょう。
また学費が無料であるだけでなく、多くの大学が質の高い教育を提供しているので、世界的に評価が高いことも留学先としてノルウェーが選ばれる理由のひとつです。費用面での負担を軽減しつつ、優れた学問的環境で学ぶ絶好の機会になるでしょう。
ノルウェーは世界的に見ても治安が良い国のひとつです。犯罪率が低く、都市部でも安心して生活できる環境が整っています。留学生にとって、安心して学業に専念できることは大きなメリットになります。
特に、異国での生活には不安を感じやすいため、治安の良さは重要なポイントとなるでしょう。
さらに、ノルウェーの都市は清潔で整備が行き届いているので、公共交通機関も安心して利用できます。
ノルウェーは、北欧の独特な文化と美しい自然が融合した国です。留学生活を通じて、ノルウェーの豊かな文化や伝統に触れられます。
例えば、ノルウェーの伝統的な祝祭日や地元のイベントに参加することで、異文化理解が深められるでしょう。また、フィヨルドやオーロラなど、ノルウェーならではの壮大な自然を体験できます。
他にもハイキングやスキー、釣りなどのアウトドアも楽しめるので、自然と触れ合いながらリフレッシュできます。また、ノルウェーは自然保護の取り組みを行っていることでも知られています。
このように、ノルウェー留学は、教育と自然、文化が一体となった豊かな教育を体験できるというメリットがあります。
ノルウェー留学には多くのメリットがある一方で、デメリットもあります。留学先としてノルウェーを選ぶ前に、デメリットもしっかり確認しておきましょう。
ノルウェーは世界でも物価が高い国のひとつとして知られています。特に食費や交通費、住居費などの生活費は他の国と比較しても高額です。それは、社会保障を充実させるために25%という高い消費税(付加価値税)がかけられているからです。
ちなみに、アルコールについては度数に応じて酒税が上乗せされます。
ノルウェーでは留学中にアルバイトが可能ですが、それだけで生活費を全てカバーするのは難しい場合もあるでしょう。留学を計画する際には、事前に生活費を試算しておくことが大切です。
ノルウェーの大学では、英語で開講されているプログラムも多くありますが、専門的な分野や上級レベルの授業になると、ノルウェー語でしか受講できない授業もあります。
留学生可能という授業でも、ノルウェー語でしか受講できない場合があるため、自分が履修を希望する授業が英語に対応しているのか、留学前にきちんと確認しましょう。
ノルウェーでは多くの人が英語を理解していますが、あくまで公用語はノルウェー語です。
ノルウェーに留学するなら英語だけでなく、ノルウェー語も学んでみることをおすすめします。
ノルウェーの冬はとても寒く、日照時間が短いです。特に北部では、冬の間にほとんど太陽が昇らない「極夜」と呼ばれる現象が起こります。
南に位置するオスロでも、1月2月の平均気温はマイナス5度前後となっており、寒さや暗さに慣れていない留学生にとって、大きなストレスとなることもあるでしょう。
特に日照時間の短さは精神面だけでなく、健康面にも影響を与えることがあるため、注意が必要です。
ノルウェー特有の気候に対処するためには、日常的な運動やバランスの取れた食事、適度な休息を意識しましょう。
ノルウェー留学を考える際に、どの都市を選ぶかは重要なポイントです。それぞれの都市には独自の魅力がたくさんあります。ここではノルウェーでおすすめの3都市をご紹介します。
オスロはノルウェーの首都です。経済、文化、教育の中心地で、国際的な都市としても知られています。
オスロ大学やオスロ・メトロポリタン大学など、質の高い教育機関が集まっているので、留学生にとって学びやすい環境が整っているのも特徴のひとつです。
また、英語で行われる授業も多いため、ノルウェー語に不安がある学生でも安心して学ぶことができます。
美術館やコンサートホール、ショッピングエリアなども充実しているので、余暇も存分に楽しみたい人にもおすすめです。
ベルゲンは、ノルウェー西海岸に位置する歴史と自然が融合した美しい都市です。
ベルゲン大学は、ノルウェーでも有名な研究機関で、自然科学、社会科学、法学、心理学などの分野で約300のコースが英語で授業が行われています。
またベルゲンはフィヨルド観光の拠点としても人気で、自然愛好者にとっても理想的な場所です。
街並みも魅力的で、ブリッゲン地区の歴史的な木造建築群はユネスコの世界遺産に登録されています。
小規模な都市でありながら、国際色豊かなコミュニティが形成されており、多文化交流の機会が豊富です。オスロに比べて生活費も若干低いので、学生にとっては住みやすいでしょう。
トロンハイムは、ノルウェー中央部に位置する学術都市です。
ノルウェー科学技術大学(NTNU)があり、工学、科学、技術の分野で世界的に知られているのが特徴のひとつ。キャンパスは広大で、学生生活を充実させるための施設が充実しています。
また、古代からの歴史を感じさせる建築物や、ニーダロス大聖堂などの観光名所も多く、ノルウェーの文化に興味がある人にはおすすめです。
市内には多くの学生が住んでいるので、学生向けのイベントやクラブ活動も盛んです。都市の規模はオスロやベルゲンよりも小さいですが、アットホームな雰囲気が好みの人には住みやすい町でしょう。
ノルウェー留学の費用は留学期間や滞在都市、学校の種類によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。留学費用の内訳には、渡航費、学費、滞在費、生活費、交通費などが含まれます。
期間 | 費用の目安 |
---|---|
1カ月 | 約20万円から60万円程度 |
3カ月 | 約50万円から120万円程度 |
半年 | 約90万円から240万円程度 |
1年間 | 約160万円から500万円程度 |
ノルウェーは物価が高いため、特に食費や住居費には多めに見積もっておきましょう。 渡航費は往復で約8万円から15万円程度で、学費は大学や大学院では無料ですが、語学学校によって異なります。 ノルウェー留学を検討する際には、これらの費用を事前に十分に計画して、予算を立てることが大切です。また、日本学生支援機構などから利用できる奨学金制度もあるので、状況に応じて支援を活用することもひとつの手です。
ノルウェー留学をする際に必要なビザの種類は、滞在期間や目的によって異なりますが、一般的には以下の通りです。
ビザの種類 | 概要 |
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ビザなしで可能 | 申請者が日本国籍かつ滞在期間が90日以内であればビザは不要 |
滞在許可(留学) | 大学などに正規留学するために必要な滞在許可 |
滞在許可(ワーキングホリデー) | 18~30歳のみ申請できる。就労・就学が可能だが、期間制限あり |
留学期間が90日を超える場合には、滞在許可(Residence Permit)が必要です。滞在許可申請には、東京のVFSノルウェー申請センターに申請書類の提出が必要です。 ノルウェー留学のビザ取得に関する詳細や最新の情報は、ノルウェーの公式サイトや最寄りのノルウェー大使館・領事館のウェブサイトで確認してください。
ノルウェーは治安が良く、英語が広く通じるため、留学生にとって安心して生活できる環境が整っています。
現地の人々もフレンドリーで、多文化交流が盛んなため、国際的な視野を広げる絶好の機会となるでしょう。
学業以外の面でも価値のある経験になるので、ノルウェー留学を考えている人は今回の記事をぜひ参考にしてください。